チェルシーのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが、今後のさらなる活躍を誓った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

今冬シャフタール・ドネツクから移籍金8800万ポンド(約144億3000万円)でチェルシーへと加入したムドリク。高額な移籍金が話題を呼んだが、それに見合うプレーを披露できたとは言い難い試合が続いた。

それでも、11日に行われたプレミアリーグ第27節のレスター・シティ戦では82分間プレーし、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチの得点をアシスト。3-1の勝利と公式戦3連勝に大きく貢献した。

代表ウィーク明けは加入後初ゴールも期待されるなか、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、自らのパフォーマンスに批判的な人たちを見返したいと意気込んだ。

「僕はプレッシャーが嫌いじゃない。僕のことを敗者だと言ってる人も、いつか僕を勝者と崇める日が来るだろう。時が経てばわかるはずだ」

また、本職はウィンガーながらも「レスター戦のようにセンターフォワードとしてプレーすることを好むか?」と問われると、ケースバイケースであると答えている。

「ゲームの性質によるだろう。9番(センターフォワード)としてプレーした方が良い場合もあれば、サイドにいる方が良いゲームだってもちろんある」

一方、チェルシー加入からの約2カ月を振り返り、同じロンドンに住むアーセナルの同胞DFオレクサンドル・ジンチェンコの存在が助けになっていると語った。

「助けてくれているのはジンチェンコだ。アーセナルのこと、チェルシーのこと、ロンドンの街の色(ファン分布)について教えてくれたよ。彼は面白くて親切な男さ。彼と一緒にいるといつだってポジティブな雰囲気になるんだ。そんな彼のことが大好きだよ」