[画像] テクノロイド 徹底解剖!最終回:TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』KNoCC 撮りおろしインタビュー



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上松範康×RUCCA×Elements Gardenが贈る、新世代メディアミックスプロジェクト『テクノロイド』。上松といえば、大人気コンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズや『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ、最近では『ヴィジュアルプリズン』の生みの親でもある気鋭のクリエイター。そしてKAT-TUNや嵐、King&Princeの楽曲をはじめ、下野 紘や蒼井翔太らの曲の作詞でも知られるRUCCA、さらに上松率いるElements Gardenとでタッグを組んで生み出した新たなコンテンツは、切なくも美しい、アンドロイドたちの物語を描くものに。近未来サウンドともいえる楽曲にアンドロイドたちの歌が重なり、心惹かれるユーザー続出中の『テクノロイド』は、現在『テクノロイド オーバーマインド』として絶賛放送中。

連載最終回となる今回は、主人公ユニット・KNoCCのメンバーであるコバルト役・浦 和希、クロム役・渋谷 慧、ケイ役・峯田大夢、ネオン役・kaytoが8ヵ月ぶりに登場。この時間の中でKNoCCとしてレコーディングを重ね、アニメ放送開始を迎え、共に過ごしてきたキャストの4人の、仲の良さは取材中にも炸裂!文字通りの“わちゃわちゃ”な仲ながら、最終回へ向かっていくアニメについて、そしてその先の物語を紡ぐアプリゲームについても熱く語ってもらった。

INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち

PHOTOGRAPHY BY 堀内彩香

出会いから絆を深め続けるKNoCCの足元に注目!



――この連載第5回目の取材では『テクノロイド』というコンテンツの魅力と音楽の魅力などを語っていただきましたが、現在TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』が放送中です。アプリゲームより10年も前の物語を演じている心境や、ここでのお芝居を通して感じていることを教えてください。

浦 和希 ゲームのときとはまた違った一面を自分の肌感で感じられたことが大きいです。頭の中で「こういう人物」というイメージやアニメでも10年前だからきっとこんな感じだろうな、というコバルト像はあったのですが、演じてみて、自分の中に落とし込んで、口に出さなければわからないことはすごくあって。しかも幸いなことに僕らはこの4人でずっと一緒に収録することができたので、だからこそ生まれる感情や空気感みたいなものもすごく感じたんですね。また新しい彼らを知れたな、という感触を持って演じさせていただきました。

浦 和希

峯田大夢 10年前ということですが、ある種この物語上ではまた“生まれたて”の状態で存在しているみんなを演じているんですね。回を重ねるごとにみんなが色んな感情を獲得していくのですが、僕らもそれと同じく1つずつ彼らを獲得していけているな、という感覚です。最初は「もう少し感情を抑えて」というディレクションがあったんです。感情を抑えたお芝居して、話数を重ねながら徐々に感情を言葉に乗せていこう、と言っていただいていたので、回を追うごとに僕らもキャラクターへの理解が深まりましたし、ゲームとはまた違った彼らの姿や声や仕草がわかってきて。4人で録ることが出来たからこそ生まれたグルーヴ感だったりやお芝居だったのではないかと思っています。


峯田大夢

kayto 掛け合いで録れたので、KNoCCの中だからこそ、漏れ出るネオンらしさというのを感じて。ゲームは1人なので、自分が思うネオン像で録っていたこともあり、その双方の録り方による感情の差が不思議とアニメの温度感ともリンクしていったように思います。普通に聞いていれば違和感として伝わったりはしないくらいの差なんですけど、僕にとっては、アニメで出たネオンはゲーム収録の頃から僕らが一緒に過ごしてきた時間があったからこそだなって思いました。ゲームを録る前の僕ら4人は「初めまして」の硬さがあって、それがゲームの初期の目覚めたての設定と良い感じにリンクしていたように思いますし、アンドロイドたちの関係性がリセットされたとしても、集まれば良い感じにKNoCCになる、という空気になっていくのもアニメの家族らしさにマッチしていると思います。それは今の関係性があるからかなって思っていて…。この4人だからこそ出来たことだなと感じています。


kayto

渋谷 慧 ほぼ言いたいことは3人が言ってくれたのですが(笑)。基本的にゲームでも、10年前を描いたアニメにおいても、クロムというアンドロイドの人物像自体は変わらないので、10年前であることでお芝居を変えようという気持ちはありませんでした。ただ、アニメの特徴としてエソラが関わっている、という部分があるんですよね。それで物語が動いていくストーリーがあったので、エソラと関わって、どうKNoCCが変わっていくのかとか、エソラの感情にKNoCCがどう反応するのか、をすごく考えながらお芝居をしていました。実はKNoCC4人での収録は出来たのですが、エソラ役の田村睦心さんとは収録時間が合わなくてご一緒できなかったんです。でも、田村さんともお会いしてお話する機会は結構あったので、エソラはこう考えているのかな、など考えながらの表現が出来たことはゲームとは違う、アニメならではの流れであり、大切なファクターなんじゃないかなと思います。


渋谷 慧

――アフレコでの思い出をお聞かせください。

kayto アニメ収録が初めての僕に対して、みんながお芝居を誉めてくれて、その優しさに感動してました。収録時に隣にいるのが浦くんと慧くんなんですけど、良い感じに乗せてくれるんですよね。セリフを言ったあとにパッと見ると、どちらも無言でグッ!って親指を立ててくれたり、頷いてくれたりするんです。さらに浦くんの場合は、僕がちょっと失敗してしまったときでも「大丈夫、大丈夫」と小さな声で励ましてくれたり、待ちの瞬間には「今の良かったよ」って囁いてくれるんです。こうしてみんなに助けられて、このKNoCC効果ですごく楽しくアフレコができました。

峯田 浦くんは座長なので。やっぱり浦くんが真ん中にいてくれることで僕らは助けられています。

浦 いやいやいや(笑)。たしかに雰囲気作りみたいなものは、みんな共通として意識していたことなんじゃないかなと思います。kaytoくんが声優初挑戦というところもあって、僕ら3人がある程度リードして、できるだけリラックスした環境でアフレコができたらいいなぁ、と思っていたんです。そのことをあえて口に出して言うことはなかったのですが、みんなそれは感じ取ってくれていたようで、すごく良い感じの雰囲気でいられたところもKNoCCだなぁ、と感じていました。

渋谷 変に緊張しないでいられたよね。普通にバカ話をして、わいわいと笑って、「それじゃあ収録しましょう」という流れはみんなの中にありましたし、そこは徹底していたよね。

浦 直前まで全然関係ない話をしていたよね。

kayto 徹底していた、というと綺麗に聞こえますけど、実際は示し合わさなくてもいつもそうでした。

一同 (爆笑)。

渋谷 あれ?考えてなかったってこと?

kayto 自然だった気がするよ(笑)。

浦 たしかに!全然関係ない、朝読んだマンガの話とかしていたね(笑)。そこから始まって、作品の話も広がっていきました。



――峯田さんはアフレコの思い出というと?

峯田 収録のときに誕生日を迎える人が多かったんです。中盤のほうは特に。浦くんも渋谷くんのときも、収録が終わると現場でケーキが出てくるんですよ。「Happy Birthday」の歌をうたいながらケーキを持ったスタッフさんが登場して、火の灯されたロウソクを消す、という一連の流れはありましたね。

渋谷 イム監督がクロムやコバルトの絵を描いてメッセージをくださって。

kayto そこで生まれたのが、KNoCCキャストのお揃いの靴です。

――まさに今日も皆さん、履いていらっしゃいますね。

kayto 浦くんの誕生日にあげたいって大夢くんが見つけていた靴で、みんなでプレゼントしたんです。

渋谷 あれが最初か!

峯田 浦くんの誕生日からだね。

浦 僕がそのときにもらって、次に慧くんの誕生日がくるから、同じシリーズのものがあるからってことでプレゼントして。

kayto 次に僕が誕生日で、イベントがあったのですが、そのときに靴のサイズを(峯田に)聞かれたので、僕も聞き返したんです。それで僕の誕生日で全員分の靴が揃いました。

峯田 僕が一番早い誕生日なので、アフレコの前に終わってしまっていたんです。

kayto 同じ年の間に全員分揃えたいなって思って。

峯田 自分で買うよって言っていたんですけど……

渋谷 それはダメだって言って。俺たちからプレゼントさせてくれってことで。

浦 どれがいいだろうなって色を悩んでね。

峯田 そして同じシリーズで揃いました。

浦 そういう雰囲気で過ごせるのも、この4人ならではのことだなって思います。自然発生的ですし。それこそ大夢が率先して言ってくれたことにみんなが自然と乗っていけるのが、この座組の良いところだと思いますね。



――共演者という言葉以上の関係を感じますね。

峯田 たしかに。

浦 それこそ最初のプロジェクト発表会から始まり、色んなことを一緒に経験してきたなかでの戦友に近い感覚があります。そういう仲間なのかなと思いますね。

ここまで「kokoro」を育ててきたからこそ歌えた楽曲たち



――ゲームをやってきたプレイヤー(ドクター)としては、アニメで色々と新鮮な関係性なども見られていますが、特に印象的なことは「エソラが楽曲を作り始める」ということです。ゲームではSTAND-ALONEの楽曲を作るクリエイターとして描かれてもいましたが、「ここからだったのか!」と。それもあってゲームで歌っている楽曲とも違った印象をアニメで歌う楽曲から感じていらっしゃることと思います。エソラの曲の印象はいかがですか?

峯田 エソラがKNoCCと一緒に見てきた景色や温度感をそのまま投影しているな、と感じられる曲ですよね。その話数ごとに感じたものがあるはずなんですけど、それを元にエソラが感じたまま音楽にしたものをKNoCCが歌うんです。それが1つのパッケージになっている、というイメージがあります。

浦 エソラ自身の青臭さも曲で表現されているので、だからこそKNoCCの4人もその青臭さと同じ温度感で歌えて、表現ができているというか。意外と掘り下げていくと、歌詞や曲調についてもその辺りを意識していらっしゃると伺って。アニメ放送の回を重ねるごとにエソラとしても作曲者として成長していく部分を感じていただけるのではないかと思いましたね。

峯田 エソラ自身が最初に作ったのは第3話の「願いのチカラ」です。あれもRUCCAさんがおっしゃるには、わざと稚拙にして初めて感を出して作った曲なんだそうです。そういうこともわかりやすくできていますし、話数を重ねていくごとに曲も洗練されていく。第7話の「ELSE」がある種の集大成だけれど、STAND-ALONEに負けてしまって。そういう流れもあって、初めて“負け”を知ったんですよね。

kayto これは僕の想像なのですが、アニメの曲はゲームに比べてサビに「サビ感」がない曲が多いんです。特に第6話の「ライクメッセージ」と、第7話の「ELSE」 はさらっとサビに入る。これってKNoCCやエソラの、アンドロイドと人間の境界線をなくしたい気持ちの表れとして作っているんだとしたら、めちゃめちゃエモいなって思っているんです。もちろん僕がただそう感じているだけですけど。



浦 kaytoのアーティスト脳の言うことだから。俺は信じる!

峯田 カバーもしてるもんね。

渋谷 エソラ自身がKNoCCと関わって成長しているところが曲の中ですごく表されていますよね。だからこそ歌っている僕らも気持ちが入っていくし、エソラが周囲の状況やKNoCCのことを考えて作ってくれたんだなってことが曲調からもわかったので、感情はもちろんのことエソラへの想いも自然と入っているのではないかなって思います。

峯田 第5話の「So Long&Lomg For」は特に。いつもならライブパートが差し込まれてくるけれど、挿入歌として流れましたから。

渋谷 特殊エンディングでしたからね。物語からさらっと曲が続いて終わったので、あれはすごく良かったです。

峯田 アフレコの(資料)VTRを観たときから、もうダメでした。

kayto 収録前に控室でみんな「ついに第5話だね……」っていう、ちょっと暗い空気が流れていたよね。

浦 命の在り方みたいなものは「テクノロイド」の物語の中でも大きなフックになっている要素の1つだと思っているので、そこに踏み込んだ話数でもありましたよね。とにかく終盤に進むなかでどんどん物語も動いていきましたし。この記事が公開されているタイミングでは、皆さんクライマックス近くまで見ているんですよね。最終話付近まで見てきて、どう思ったのかが知りたいです。



――そんな10年前の世界でしたが、アニメで歌った楽曲で特に思い入れの強い曲とその理由を教えてください。

渋谷 さっきも出ましたが、第5話のクロムとノラの回で歌った「So Long&Long For」です。『テクノロイド』としてはほぼ初めてのバラード曲でしたし、アンドロイドとして歌うバラードって何だろうなって考えたときに、テクニックだけでは無理なバラードをアンドロイドとして、人間のものとは違うけれど揺らぐ心を表現しつつ歌いました。クロム回はクロムの感情の発露が一番大きい回でもあったし、そのクロムが出した解は「わからない」というものだったので、それを考えたクロムはどう歌うんだろうな……と考えながら歌いましたし、自分の中では思い入れ深い曲になりました。

浦 僕はやっぱり「LOVE NO HATE」です。OP曲としての存在感もそうですし、なぜこの曲がオープニングなのか、というのが最後まで見るとわかる内容にもなっているんですね。それに彼らの心の底からの叫びというか、訴えかけるものが感情としても歌詞としても乗せられていて。この曲の真の意味を、最後まで見て感じてもらいたいです。ちょうどこのインタビューをご覧の皆さんは、アニメで裏コバルトが出てきている頃かと思うのですが、僕自身そのコバルトを演じることがすごくキツかったんですね。そこが人間とアンドロイドの違いでもあるけど、その先の最終話が本当に好きなので、ぜひ見守ってもらいたいです。



峯田 僕は「インヴィジブル -one heart-」です。今、浦くんが話をした最終話で、この曲も大きな意味を果たすと思うんです。ずっと流れてきたエンディングだけど、物語と一緒に育ってきていると思うんです。最後の最後に押し寄せるその意味を受け取ってもらいたいですし、注目しながら聴いてもらいたいです。

kayto 僕は「IDempty」ですね。ゲームとアニメ、どちらでも歌われていますし、ある意味『テクノロイド』のロードマップ的な曲になっているような印象もあって。特に2番の歌詞が、アニメやYouTubeで聴ける部分のあとのところにすごく想いが込められているような気がするんです。KNoCCのボルテージも、この曲はすごく特殊な気がしていて。この曲を録った頃の僕らのKNoCCへの理解度はまだ歩き始めたばかりだったんですよね。4声あって3人はハモりパートみたいな感じですが、当時の不慣れな感じで歌っているのがアンドロイドという設定とリンクしていますし、奇跡的なバランスで完成されていてすごく好きです。



考えさせられた人間とアンドロイドの境界線



――そういった楽曲と共に紡いできたエピソードでしたが、皆さんにとって印象的なエピソードを教えてください。

kayto 第8話で「Can you beat that」を歌ったときって、KNoCCが4人以外の存在と初めて音を奏でて、リッツ9号たちとセッションという形で歌うんです。これって第7話までに色んな人と出会って成長していなければ、そうしなかったであろう彼らの成長の集大成的なものとして生まれている気がして。個人的に台本を読んで、映像を見たときにすごく感動して……「ここまで歩いてきたんだな」と感じました。

峯田 やっぱり第10話です。ここで(エソラの父である芝浦)白秋のエゴみたいなものが鬼のように出てきて、人間の醜さや何かを成し遂げたいという気持ちが合わさっていく様子は印象に深く残っています。



浦 やっぱりあれは人間の業だよね。人間じゃなければ抱かなかった感情だろうし。

渋谷 天才がああなってしまったらもう止められないよね。力があるから全部できてしまうしね。

峯田 そこは自分としても心が震えた回でした。

渋谷 それでいくと僕にとっても第10話です。人間の頃のKNoCCが出てきて、白秋に集められた彼らはエソラを育てている、という話で。元々僕たちはアンドロイドとしてお芝居をしてきたわけですけど、そこには元となる人間がいて、アンドロイドは彼らのコピーだった。オリジナルとアンドロイドとで、変わらないけれど絶対に違うところはあるわけで。そこを考えてお芝居をしたのですが、人間のみんなが出てきた回は思い入れ深いです。

浦 僕は話数でいうと「ELSE」を歌った第7話です。アフレコの素材をもらったときから「これはとんでもない回になるな」というのは感じていて。素材の状態でもだいぶ暴力的だし、虐げられるシーンが結構生々しく描かれていたからこそ、僕もよりリアルにコバルトの感情を演じることができたんです。しかもどうにかしたいけどどうにもできない状況、というのが本当にもどかしくて。でも、それは結局彼らを人と同等と捉えているからこそ生まれる感情でもあって。例えば、路傍の石など買い替えればいいものといった自分にとって価値のないものに対してはそこまでの感情を抱かないと思うんです。彼らはアンドロイドとして生きてきて、それを大切だと思っているからこそあの感情は生まれて、そこに僕らも共感できるからこそできた芝居だった。あの回が一番「人間とアンドロイドの違いってなんだろう」と心の在り方も存在としても、どこからが境界線なのかをすごく考えました。僕らは彼らアンドロイドを人と同等と捉えて見ていたけれど、あの瞬間に「人ではないし、同等でもない」と現実として突きつけられました。問題提起ではないですが、人の心に訴えかける内容だったと思います。



――いよいよ最終回。期待してほしいことや意気込みをお聞かせください。

峯田  今、ぐちゃぐちゃの感情を抱いていらっしゃる方は少なくないと思います。でも、その感情の先にまた違う感情が攻めてくると思います。ぐちゃぐちゃを全部失くすくらいの新たな衝撃がありますし、期待してもらって大丈夫だと自負しております。

渋谷 最終話は本当に濃密なものになっています。1秒たりとも見逃さずに楽しんでもらいたいです。ここまでの時間があってこその第12話です。ぜひそこは見てもらいたいです。

kayto 第11話までで抱えてきた「どうなるんだろう」という色々な感情が渦巻いている状況をリセットせずに、1本の線として見ていただきたいです。みんなも1本の線としての物語の上を歩いているので、その目線で受け取ってもらえたら、ちゃんと答えに辿り着くと思います。



浦 ちなみに僕は、受け取ったアフレコ素材を見ただけで泣きました。

峯田 そしてエソラ役の睦心さんは僕たちに会っただけで泣きました。

一同 (爆笑)。

浦 「(最終話のアフレコは)もう終わったの?」って言いながら泣いていました。

kayto 箱ティッシュみたいなものを持ってブースに入っていかれました(笑)。

峯田 それくらいの大きな想いを感じて、嬉しかったよね。

アニメで出会ってまだゲームが未着手なら、絶対に“やったほうがいい”!



――そして最終話から10年後の世界が描かれているのがアプリゲーム「テクノロイド ユニゾンハート」(以下、テクユニ)となります。アニメは観ていたけれどまだゲームに触れていない方へ向けて、皆さんが思うゲームの魅力を教えてください。

kayto パズルゲームが苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、ゲームが上手にできないという方でも楽しめますし、物語を読むことができるんです!小説やマンガを読む感覚やスマホでアニメを観る感覚で始めてもらっても、物語を楽しめるように作られているゲームです。パズルゲームの部分については「オート機能」という魔法もありますので、アニメで『テクノロイド』のストーリーが刺さってくださっているのなら、ぜひゲームで彼らの続きのストーリーを見届けてあげてほしい、という気持ちでゲームをお勧めしたいです。

浦 アニメを観たからこその感想を抱くと思うんです。どちらから見ても絶対に楽しめる作品で、アニメから観ても、ゲームから出会っていたとしても、どちらのストーリーも楽しめる、まさに二度おいしいコンテンツです。一度ゲームやって、アニメをまた見て、またゲームに戻りたくなると思うし、話としても10年も時間が違うからこそ楽しめると思いますので、ぜひ「テクユニ」の世界も楽しんで欲しいです。

渋谷 アニメのボーラしか知らない人は、絶対にゲームのボーラも見てほしいです。全然違うから!

峯田 「何があったの?」って思うよね。

渋谷 「どうしてこうなったの?」っていう感想もあると思うし、ボーラ率いるD.M.Aというユニットと、メンバーのキオとロージーとの関係性も素敵なものがありますし、アニメには出ていないたくさんのキャラクターがゲームにはいますし、絶対に誰かしらか推しが見つかると思います。そこに触れないでいるのはもったいない!ぜひゲームで自分の好きなキャラクターを見つけて欲しいです。



峯田 さらに深みにハマれます。アニメから入ったからこその発見もあると思うんです。またアニメとの違いも楽しめますし、このゲームはやったほうがいい!

渋谷 あと、曲もたくさんありますしね。

浦 たしかに!アニメではKNoCCとSTAND-ALONE限定でしたが、色んなユニットのたくさんの楽曲がありますから。

kayto 音楽の振り幅、本当に大きいです。KNoCCだけでも振り幅大きく音楽を作っているのに、それが全部で7組!

渋谷&浦 これはやったほうがいい!

浦 ノーベルさんなんて、謎がさらに謎を呼んで、謎だらけですからね!(笑)。「テクユニ」でも活躍するノーベルさんもぜひ見ていただきたいです。





――では最後に今後『テクノロイド』を広めるべく、どんなことをしたいか。ぜひここに意思表明をしてください。

kayto ライブがしたい!直接、生で届けたいですね。

峯田 曲数だけでいえば、KNoCCだけでワンマンライブできちゃうくらいありますから。1つのユニットに限らず、ほかのユニットも良い曲しかないですし、『テクノロイド』の音楽も魅力を実際に感じてもらえる場所を作れたら嬉しいです。

浦 我々はライブも決定していますからね。

渋谷 すごく良かったよ、と言ってもらえるような、心に残るものを魅せられたらいいなと思います。

峯田 いつかアニメに登場した2組だけではなく、全ユニット登場のイベントがやれたらいいなぁって思います。

浦 大きな会場でね。

峯田 テクノサウンドやEDM的な楽曲は低音が響くので、大きな会場でライブをしたら気持ちが良いと思いますし、ライブ映えもしますよね。楽曲プロデューサーの菊田(大介)アニキも言っていましたし、ぜひやりたいです。

kayto 「We are KNoCC!」で特効ドーーン!だよね。

浦 絶対にそれだ!(笑)。今まで応援してくださった皆さんへの恩返しのためにも、関わってくださっている皆さんのためにも、大きな会場で集まれるような機会があるといいなと思いますので、ぜひ今後も応援をよろしくお願いいたします!



【ギャラリー】









●作品情報

TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』

2023年1月よりテレビ東京ほかにて放送開始



【スタッフ】

原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden

原作:芝浦アンドロイド研究室

監督:イムガヒ

スーパーバイザー:吉村 愛

シリーズ構成:関根アユミ

キャラクター原案:LAM

キャラクターデザイン:粼口さおり

音楽:Elements Garden×RUCCA

音響監督:長崎行男

タイトル&ロゴ制作:雷雷公社

CG制作:LOGIC&MAGIC

アニメーション制作:動画工房

【キャスト】

KNoCC (ノックス)

- コバルト CV:浦和希

- クロム  CV:渋谷慧

- ケイ   CV:峯田大夢

- ネオン  CV:kayto

STAND-ALONE(スタンドアローン)

- カイト CV:古川慎

- ライト CV:萩谷慧悟

- ナイト CV:梶原岳人

芝浦エソラ:田村睦心

エリザ:瀬戸麻沙美

デンタ:堀江 瞬

ボーラ:濱野大輝

ノーベル:野島健児

芝浦白秋:桐本拓哉

【ストーリー】

たとえそれがプログラムでも、

確かに感じる、

人(きみ)と同じ胸の疼き――。

異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。

世界はWorld Government《世界統治機構》によって管理され、気温上昇により過酷になった労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されていた。

太陽の歓びを失った人々が見出した新たな希望……それは様々な娯楽が集約された世界最大級の遊技場、エンターテインメントタワー『バベル』。

中でも歌とダンスで頂点を目指すクライムステージは世界を熱狂の渦に巻き込んでいた。

そして――ここはある『空き家』。

人々から忘れ去れたこの場所には、持ち主のいないアンドロイド・コバルト、クロム、ケイ、ネオンの4人が暮らしていた。

何のために作られたのか、なぜここにいるのかも分からないまま、同じ毎日を繰り返す4人…。

―そんな彼らと、1人の『少年』の偶然の『出会い』。

それは後に、人も、アンドロイドも、世界をも動かす運命の始まりだった。

「大丈夫。きっとまた会えるよ。たとえどんな困難がおとずれたとしても

――運命を、手に入れるために」

胸に込み上げた名も知らぬプログラムを頼りに、

王者<STAND-ALONE>が君臨するバベルの頂点を目指す4人。

彼らはどうして生まれたのか? 彼らの胸に込み上げたものとは?

熾烈なエンターテイメントバトルの裏で、世界の秘密が今、明かされようとしている――。

©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project

●ゲーム情報

スマホゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』



App Store

https://apps.apple.com/jp/app/id1599225996

Google Play

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cyberagent.technoroiduh

【スタッフ】

原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden

原作:芝浦アンドロイド研究室

監督:イムガヒ

スーパーバイザー:吉村 愛

シリーズ構成:関根アユミ

キャラクター原案:LAM

キャラクターデザイン:粼口さおり

音楽:Elements Garden×RUCCA

音響監督:長崎行男

タイトル&ロゴ制作:雷雷公社

CG制作:LOGIC&MAGIC

ゲーム開発・運営:ワンダープラネット

ゲームシナリオ:九岡望

【キャスト】

KNoCC (ノックス)

- コバルト CV:浦和希

- クロム  CV:渋谷慧

- ケイ   CV:峯田大夢

- ネオン  CV:kayto

STAND-ALONE(スタンドアローン)

- カイト CV:古川慎

- ライト CV:萩谷慧悟

- ナイト CV:梶原岳人

メカニカメタリカ

- シルバ CV:榎木淳弥

- アウル CV:大塚剛央

- ラナ CV:杉林晟人

- ジン CV:仲村宗悟

フランキー♡ノット

- フラン CV:小林大紀

- ハイド CV:重松千晴

- リム CV:草野太一

D.M.A.

- ボーラ CV:濱野大輝

- キオ CV:塩口量平

- ロージー CV:小林竜之

機関紳士(からくりしんし)

- ノーベル CV:野島健児

- ルゥマ CV:土岐隼一

- アインザッツ CV:熊谷健太郎

【ストーリー】

異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。

世界は World Government《世界統治機構》によって管理され、『人間』と、機械に感情を芽生させる『kokoro プログラム』を搭載した『アンドロイド』の共存する社会が築かれていた。

そして――ここはエンターテイメントタワー『バベル』。

ロボット工学の世界的権威・芝浦エソラの一番弟子である『あなた』は、なぜか機能停止したまま放置されていた4体のアンドロイドと出会う。

何のために作られたのか、なぜ眠らされているのかも分からないまま静かに時を止めている4体……。

――そんな彼らを『あなた』は偶然にも目覚めさせてしまう。

「わから、ない……」

「オレたちは……バベルに……!」

彼らの『バベル』への挑戦、そして『あなた』との出逢いが、運命を大きく動かしていく。

「音楽は人間の心だけでなく、アンドロイドの kokoro も動かすのか。――更には両者の運命さえも」

関連リンク



『テクノロイド」公式サイト

https://techno-roid.com/

アニメ公式サイト

https://techno-roid.com/anime

ゲーム公式サイト

https://techno-roid.com/game

プロジェクトTwitter

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ゲームTwitter

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『テクノロイド』公式サポーターズクラブ「TECH-LOVE」

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