【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は29日、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長の辞意を受け入れ、後任に趙太庸(チョ・テヨン)駐米大使(66)を内定した。国家安保室長は外交・安全保障の司令塔で、金氏は同日午後、辞意を表明していた。

 趙氏は対米・北朝鮮核問題に詳しい元外交官で、外交部の第1次官、国家安保室第1次長などを歴任。国会議員を務め、尹政権発足後、駐米大使に抜てきされた。

 大統領室関係者は「米ホワイトハウスにアグレマン(同意)を要請する計画」と明らか期にした。