オハッピーは初の開幕ロースター入り「素晴らしい瞬間だった」

 エンゼルスのローガン・オハッピー捕手は28日(日本時間29日)、報道陣の取材に応じ、初の開幕ロースター入りを喜んだ。ネビン監督から通達され、「素晴らしい瞬間だった。(ネビン監督が)ロッカーに来て、『携帯を持って来い』と言われた。父親について聞かれたから、ロースター入りのことだと分かった。我が家は感情的になりやすいので涙があった」と喜びを噛み締めた。

 23歳のオハッピーは昨年9月にメジャーデビュー。今春のオープン戦では13試合出場して打率.265をマーク。「(開幕ロースター入りは)個人的な目標でもあったので、プレーする準備はできている。一番の目標は、投手陣全員をオールスターの選手にすることだ。私は、その手助けをできると思っている。(投手陣の)能力を引き出したい。そして、ポストシーズンに出場することだ」と前を向いた。

 大谷とはオープン戦初登板だった2月28日(同3月1日)の敵地・アスレチックス戦、24日(同25日)のマイナー戦でもバッテリーを組み、30日(同31日)の敵地・アスレチックス戦での“開幕捕手”が決定的となっている。大谷については「彼と組めることは素晴らしいことだ。彼のことを学んで、望んでいることを理解できたことは自分にとって助けになっている。(開幕戦は)全力で取り組むだけだ」と意気込みを語った。

 ネビン監督によると、大谷はオハッピーの捕球技術を称賛していたという。「彼のような凄い選手がそう言ってくれたことは、良かった。経験の少ない若手にとって、とても勇気づけられることだ」。二刀流からの賛辞も今季ブレークの力に変えるつもりだ。(Full-Count編集部)