大谷ファンに混じって存在感を発揮した「IPPEI」ボードに反響

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が閉幕し、いよいよ米大リーグ(MLB)の開幕が2日後に迫ってきた。エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたドジャースとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場。試合前には本拠地の観客を前に即席サイン会を実施した。その様子を球団公式SNSが公開すると、日本のファンは「Ippei(笑)」「一平ファンいるのクソおもろい」と意外なポイントに注目した。

 背番号「17」のサインをゲットしようと、観客席最前列にファンが押し寄せた。エンゼルス公式ツイッターが「戻ってこれていい気分」と添えて投稿した4枚の写真。1枚目には大谷がエンゼルスタジアムに集まったファンにサインする後ろ姿が納まっている。

 ボールや色紙を差し出す人、スマホを向けて撮影する人に混じって存在感を発揮しているのが「IPPEI」と書かれたボードを持った1人の観客。大谷の専属通訳である水原一平氏の人気ぶりがうかがえる1枚に、日本のファンも反応。「Ippei(笑)」「一平ファンいるのクソおもろい」とコメントを寄せた。

 他にも台湾から来たと思われる大谷ファンが掲げるボードに対し、「台湾からのポスター発見、ナイスなショット」「彼は台湾メディアやニュースでもとても愛されている」といった声も寄せられた。

 開幕前恒例の「フリーウェイ・シリーズ」で久々に本拠地に戻ってきたエンゼルスは5-4で試合にも勝利。大谷はマルチ安打を記録し、開幕に向けて順調な調整ぶりを見せた。きょう28日(同29日)も同地でドジャースとオープン戦を行い、30日(同31日)に敵地でアスレチックスとの開幕戦を迎える。

(THE ANSWER編集部)