日本代表MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)が26日、24日に行われたウルグアイ代表戦(1−1)を振り返りつつ、今後に向けた課題や決意を口にした。

 キリンチャレンジカップ2023に出場している日本代表は26日、28日にヨドコウ桜スタジアムで行われるコロンビア代表戦に向けて千葉県内で調整。練習後に取材対応を行った鎌田は、ウルグアイ戦で試みたサイドバックが中央に入ってビルドアップに関わる形について、「1試合目ということもあって良いところよりも改善すべきところや、難しく感じるところも多々あったし、課題が多くあった」と振り返りつつ、「トライすることはたくさんトライすべきだし、オプションもたくさん作っておいて損はないと思う」との見解を示した。

 また、所属クラブのブライトンや日本代表での活躍が目覚ましいMF三笘薫についても言及。「薫はこの数年間、日本代表にとって一番の武器になると思う。ただ、どれだけドリブルが凄くても毎回、1対2の状況で勝てるわけではないし、プレミアでのプレーを見ていても、周りがどれだけ彼にうまく仕掛けられる状況を作っていけるかも大事」と語り、「彼がスピードに乗った状態で1対1で勝負できるような形を作れれば、チームにとっては武器になる」と続けた。

 そして今回対戦するコロンビア代表には、フランクフルトのチームメイトでもあるFWラファエル・ボレが招集されているが、対戦を楽しみかと問われると、「かわいそうですね、こんな遠くにまで(笑)」と笑いを誘う場面も。さらに、「僕らは(移動に)慣れていると思うし、彼らよりは良いコンディションだと思うので、彼らに勝てれば笑いとしてイジることもできるので、勝って良い気持ちで話ができればと思います」とコメント。ドイツに戻ると直ぐに試合が控えていることもあり、「コンディション崩さないようにしっかりやっていきたいと思います」と気を引き締めた。