今週の土曜日は、中山競馬場で日経賞(GII・芝2500m)が行われます。
昨年は、今年も出走を予定しているタイトルホルダーが逃げ切り勝ちを収めています。過去10年は4角を5番手以内で通過した馬が9勝と圧倒。3着以内に入った30頭の内、21頭が4角で5番手以内に位置しており、前に行った馬にかなり有利な競走である事は頭に入れておくべきでしょう。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走4角10番手以下かつ2200m以下に出走
[0-0-0-21] 複勝率0%
該当馬:アリストテレス、ライラック
(過去の主な該当馬:22年アサマノイタズラ3番人気8着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想されるライラックが条件に該当しました。
直線の短い中山という事で、後方一辺倒のような馬には厳しいデータとなっています。上位争いに持ち込むには、ある程度の位置から運ぶ必要があるといえるでしょう。
また、距離が2500mと長く、最後の直線が急坂という事でスタミナも要求される舞台。前走距離が短い馬にも注意が必要で、これらを併せ持った馬は割引が必要といえそうです。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。