中村剛也のトレーニングパートナーとして打球キャッチに挑戦
パ・リーグ6球団の春季キャンプで、特別企画として公式戦タイトルパートナーを務める「パーソル」が「選手のトレーニングパートナー」を募集し、ファンが選手の打球をキャッチする“夢の時間”が実現した。高知・春野総合運動公園での西武(B班)キャンプでは、スタンリー翔唯さんと田口望さんが参加した。
スタンリーさんは、今年7月に司法試験を控える大学生。高校まで野球部で、現在は当時のチームメートの試合を見るためにスポーツ新聞部に所属している。普段はカフェ店員として働く田口さんは、現在クラブチームに所属しているほか、少年野球をしている姪の手伝いとして練習に参加しており、野球経験は十分だ。
バッターを務めたのは中村剛也内野手。参加者2人が何球かキャッチに成功すると「走らすか……」とボソリ。前後左右に打ち分けた。昼休み中ということもあり、選手たちも見学。中には西口文也2軍監督、渡辺久信GMの姿もあり、ファインプレーには「お!?」と歓声が上がった。「この女の子(田口さん)上手いね!」と渡辺GMも高評価だった。
この日の出来栄えを100点満点で聞くと、「もう少しできたかな」とスタンリーさんは「60点」。満足げに「80点」と答えた田口さんは、「体を動かすことの楽しさを今後も伝えていけたら」と締めた。(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)