アーセナルに所属している日本代表DF冨安健洋が22日、自身の公式Instagram(@tomiyasu.t)を更新し、負傷を受けての心境を明かした。

 冨安は16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグのスポルティング戦で公式戦3試合ぶりのスタメン出場を果たしたものの、開始6分に相手選手に寄せようとしたところで足を滑らせてしまい、右ひざ付近を負傷。直後に無念の負傷交代となっていた。

 状態が心配される中、アーセナルは21日に冨安の現状を報告。「右ひざに大きなケガをしたことを確認した」と発表し、同日付でロンドン市内の病院で手術を行ったことを伝えていた。手術は無事に成功したものの、今シーズン残りの全試合を欠場することが決定。アーセナルはクラブ公式HPを通して「来シーズンのプレシーズンに参加できるよう、クラブの全員がトミとともに治療に励んでいく」とコメントを出していた。なお、負傷の詳細は明かされていない。

 冨安はアーセナルから負傷状況が発表されたことを受けて、自身の公式Instagramを更新。英語でアーセナルのファン・サポーターに向けて「顔を上げて、前向きに。より良い人間、より良い選手になるためのチャンスだと信じています。温かいメッセージと応援をありがとうございました。(来季)また会いましょう!」とメッセージを発した。

 また、冨安は3月の『キリンチャレンジカップ2023』に臨む日本代表に招集されていたものの、ケガの影響で辞退していた。冨安は日本代表から辞退したことを受けて、日本語で心境も告白。「いつも応援ありがとうございます。ワールドカップを経験し、日本代表として戦う事への責任、思いがより増した中での怪我ということもあり、かなり悔しい気持ちが大きいです。ただ、進化するチャンスと捉えて出来る限りの事をやっていきます。またピッチの上で会いましょう!」と綴った。

 2022−23シーズン、冨安はプレミアリーグ21試合(うち15試合が途中出場)、EL8試合、FAカップ2試合の公式戦通算31試合出場という成績だった。

【投稿】冨安が心境を明かす
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