吉田正尚は「旋風を巻き起こす」の声もあがった

 第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)で、野球日本代表「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝を飾った。1次ラウンドから負けなしの7連勝で頂点へ。米国を舞台に移した準決勝以降も逆転で勝利を収めたのだから、勝つべくして勝った大会だったと言える。米スポーツメディア「ESPN」の韓国人記者ジューン・リー氏はアジアの野球を見くびらないでと訴えている。

 リー氏は自身のツイッターに「私が今大会後に変わってほしいと願うこと:それは、NPBやKBOといったアジアの野球リーグについて人々が見下したように話す点。(これらのリーグの)選手たちが米国にいないという理由だけで、(米国で)プレーできないことにはならない。人々は同じ理由でショウヘイ・オオタニを見くびっていた」と思いをつづった。

 この訴えにファンも共感。「NPB、KBOとMLBチームの対戦が見たい」「日本(代表)の投手は全員MLBのロースターに入る力がある」「ヨシダ(吉田正尚)もそうだった。それが世界の舞台での活躍ぶりを見てよ。彼はMLBで旋風を巻き起こす」「イチローが通算安打歴代1位で、サダハル・オウが通算でのHR王と言えるだろう」と声が上がった。侍ジャパンの戦いはそれほど強いインパクトを残した。(Full-Count編集部)