マンチェスター・シティ所属のブラジル代表GKエデルソンが、国際親善試合モロッコ戦を前にして行った記者会見で語った内容が話題を呼んでいる。現レアル・マドリード監督のカルロ・アンチェロッティが、ブラジル代表指揮官に就任する可能性が示唆されたからだ。

ブラジル代表は、FIFAワールドカップ・カタール大会で指揮をとったチッチ監督が、昨年12月をもって退任。現在は正式な後任が決まっておらず、U-20ブラジル代表を率いるラモン・メネゼス監督が暫定的に指揮をとることになっている。

そんななか、エデルソンは次のように語った。スペイン『as』、イタリア『calciomercato.com』ほか複数メディアが伝えている。

「ミリトンやカゼミロ、ヴィニシウスとも話したが、(アンチェロッティは)並外れた監督で、誰もが彼のことが好きだ。勝利に彩られたキャリアを持っている」

「彼がここにいるかどうかは、すぐにわかるよ。もちろん、ここに来る可能性は高いだろう」

アンチェロッティ監督とレアル・マドリードの契約は2024年の6月まで。一方で、ブラジル代表監督に就任する可能性はたびたび報じられてきた。ブラジルサッカー連盟(CBF)は2月にもアンチェロッティ監督就任の噂を否定したばかりだが、今回のエデルソンの発言で再び噂に火がついた格好となっている。