◆ 大谷はMVPも受賞

 野球日本代表「侍ジャパン」の3大会ぶり3度目となる優勝で幕を閉じた『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』のベストナインに相当する「オールWBCチーム」が発表された。

 侍ジャパンからは、吉田正尚選手(MLBレッドソックス)も外野手部門、大谷翔平選手(MLBエンゼルス)が投手部門と指名打者部門でダブル選出された。

 吉田は全7試合に先発出場し、打率.409(22−9)、2本塁打、大会記録を更新する13打点を上げて打線を牽引。準々決勝からは「4番」で起用され、準決勝・メキシコ戦では起死回生の一発を放つなど、メジャー挑戦を目前に控え存在感を発揮した。

 大谷も全7試合に出場し、打者として打率.435、出塁率.606、1本塁打、8打点、大会最多タイの10安打、9得点の好成績をマークすると、投手としても3試合に登板し2勝1セーブ、防御率1.86の好成績を記録。投打の二刀流で侍ジャパンの全勝優勝を牽引し、大会MVPも受賞した。

 22日に発表された「オールWBCチーム」の一覧は以下の通り。

◆ 2023 オールWBCチーム

投:大谷翔平(日本)

投:ミゲル・ロメロ(キューバ)

投:パトリック・サンドバル(メキシコ)

捕:サルバドール・ペレス(ベネズエラ)

一:ジャン・ユーチェン(チャイニーズ・タイペイ)

二:ハビアー・バエズ(プエルトリコ)

三:ヨアン・モンカダ(キューバ)

遊:トレイ・ターナー(アメリカ)

外:ランディ・アロサレーナ(メキシコ)

外:マイク・トラウト(アメリカ)

外:吉田正尚(日本)

指:大谷翔平(日本)

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