WBC準決勝で日本と対戦するメキシコ

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表・侍ジャパンは20日(日本時間21日)の準決勝でメキシコと対戦する。地元のメキシコ紙は先発する佐々木朗希投手(ロッテ)を特集し、日本について「パワフルな優勝候補」「史上最強メンバー」と警戒している。

 18日付のメキシコ紙「アルバット」は「ロウキ・ササキとは何者だ? WBC準決勝でメキシコと対戦する日本のピッチャー」と題した記事を掲載。日本について「パワフルで優勝候補」と表現した上で「日本は、史上最強メンバーで構成されたチームの一つを作り上げ、その中の一人は、MLBのスーパースター、あのショウヘイ・オオタニだ」と紹介した。

 さらに「メキシコ戦にはたった21歳ながら、日本野球界の怪物、ロウキ・ササキを先発投手に指名した。準決勝でメキシコと対戦する先発投手、ササキ・ロウキとは誰なのか」とし、佐々木をクローズアップ。最速164キロを誇り、ロッテで昨年の17イニング連続完全投球、51人連続アウトなどの記録について紹介し、規格外のポテンシャルを伝え、警戒感を示した。

 この試合の勝者は19日(同20日)の米国―キューバ戦の勝者と対戦する。

(THE ANSWER編集部)