バン・シヒョク議長が率いるHYBEが、SMエンターテインメントの持分の買収について検討中であると明かした。

HYBEは2月9日、「当社はSM持分に対する公開買収など、買収に関する事項を継続して検討中だ」と正式にコメントした。

続いて「本公示時点で確定したことはない。今後これに関して具体的なことが確定した時点、または1ヶ月以内に再公示する」とつけ加えた。

HYBEは3月8日までにSM持分の買収可否を確定し、発表する予定だ。

これに先立ちSMは、総括プロデューサーを務めた最大株主であるイ・スマンと対立した。SMは7日、Kakaoエンターテインメントと戦略的パートナーシップを締結し「KakaoとSM新株及び転換社債の買収に関する契約を締結した」と発表した。

SMはこの日、Kakaoエンターテインメントに第三者割当の方式で1,119億ウォン(約117億円)相当の新株と、1,052億ウォン(約111億円)相当の転換社債を発行することを決めた。これによりKakaoはSM全体持分の9.05%に達し、SMの2大株主となる。

イ・スマンは「SM共同代表取締役イ・ソンスおよびタク・ヨンジュンが最大株主である自身とは何の協議もなくアラインパートナーズの提案に合意したことで経営権紛争が深刻化した」と主張した。

彼は8日、法定代理人を務める法務法人ファウを通じて「ソウル東部地方裁判所にSMを相手取って、新株および転換社債発行禁止仮処分申請書を提出した」と明らかにした。

・SMとKakaoが戦略的パートナーシップを締結!世界に向けさらなる成長へ

・イ・スマン、SMの発表に怒り…Kakaoへの株式譲渡に抗議「何の協議もなかった」