SNSで集まったいわゆる闇バイトによる強盗・窃盗事件のうち、同一グループが関与したとみられる事件が、2021年の夏以降広島のほか全国14都府県で50数件にのぼることがわかりました。

警察庁はこれまで同一グループの関与が疑われる 強盗・窃盗事件について、去年12月西区で発生した強盗殺人未遂事件をはじめ東京や大阪など全国14都府県で少なくとも20件としてきました。

その後の警察当局関係者への取材で、関連が強いまたは関連が疑われる事件が、2021年の夏以降、14都府県で50数件起きていたことが新たにわかりました。

いずれもSNSを通じた「闇バイト」で 実行役を集めているほか、犯行の手口など 複数の共通点があるということです。

警察は、8日にも日本に送還される容疑者(38)らとの関連を調べる方針です。