
G7広島サミットまで,2月8日で、あと100日と迫りました。広島県内では着々と準備が進んでいます。
会場となるグランドプリンスホテル広島では、カウントダウンの表示が始まりました。広島サミット県民会議や外務省によるPR動画も流しています。
グランドプリンスホテル広島 平瀬春男 総支配人
「いろんなことが決まってくるにしたがって、対応やいろいろな事態が想定される。これからどんどん加速していく。」
ホテルでは2022年12月、G7サミット事務局を立ち上げ、総支配人以下4人が外務省との調整に当たっています。今後、全国の系列ホテルから約100人の応援をもらい準備を進める予定です。
広島県警・長野吉克警備部長
「責務を全うするために県警では総力を挙げてサミット警備の諸対策を推進する。」
広島県警本部での会見で警備部長が強調したのは海上警備の重要性です。グランドプリンスホテル広島がメイン会場に決定したことが理由ですが、サイバー攻撃やテロへの対策にも注力します。
またサミット開催期間中、山陽自動車道や広島市内中心部の道路で行われると想定される交通規制については、開催の少なくとも1カ月前にはより具体的な内容を発表したいということです。
広島県警は県民の協力を得られるよう丁寧な情報発信を心がけるとしています。
東広島市にある酒蔵で行われていたのは、在日の海外メディアを対象としたプレスツアーです。広島サミット県民会議が主催し、ドイツやフランスなど8つの国と地域から10社のメディアが参加しました。
ツアーのテーマに沿って企業のものづくりの現場などを海外メディアが2日に渡って取材します。
今田酒造・今田美穂杜氏
「ちょうどシーズンなので(蔵の中は)すごく良い香りがする。おいしい香りがしますねと蔵の雰囲気を感じていただけただけでも良かった。」
このツアーの様子を、海外メディアで報道してもらうことで、G7に向け広島の魅力や平和へのメッセージを世界に発信することが目的です。
広島サミット県民会議事務局・平野奈都子事業推進課長
「広島の魅力を知っていただいて、広島に訪れていただく、また広島の産品を購入いただくということにもつながるのでは。」
県民会議事務局によりますと、今後もテーマや取材先を変え在日海外メディア向けのプレスツアーを続けていくということです。
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