カタールサッカー協会(QFA)は7日、前イラン代表監督のカルロス・ケイロス氏がカタール代表の新監督に就任することが決まったと発表した。契約は2026年の北中米ワールドカップまでとなっている。

 ケイロス監督は2002年の日韓W杯で南アフリカで出場権を獲得(本大会直前に解任)した後、10年の南アフリカW杯でポルトガルを指揮し、11年からイラン代表監督に就任。14年のブラジル大会から3大会連続でW杯に導いた実績を持つ。

 これまで5年間にわたってスペイン人のフェリックス・サンチェス前監督が率いていたカタール代表は2019年のアジア杯で初制覇を成し遂げ、昨年は自国開催の前回W杯に初出場。今後は経験豊富な名将のもと、来年1月開催とみられるアジア杯での連覇、北中米W杯予選では史上初めての予選突破を目指す。