ボーンマス戦の決勝ヘッド弾を受けて大展開

 海外サッカー、イングランド1部プレミアリーグ・ブライトンの日本代表MF三笘薫は4日(日本時間5日)、本拠地ボーンマス戦で終了間際に決勝のヘディング弾を叩き込み、チームを1-0の勝利に導いた。地元紙は丸々1ページを割いて三笘を大特集した。同紙で執筆する海外記者が紙面をツイッターに公開している。

 衝撃は紙面にも表れたようだ。ボーンマス戦の終盤にヘディングゴールを決めて、チームを勝利に導いた三笘。その瞬間をとらえた写真を大きく使い、6日付の紙面丸1ページを割いたのは英紙「デイリーミラー」だった。

 紙面はオールカラーで、見出しは「『マイメートのミトマ? アメージングだ!』 ウンダブはアタックパートナーの偉業に感動している」とつけられている。同僚のFWデニス・ウンダブの話をベースにした三笘の特集記事だった。ゴール後に同僚から祝福された写真も切り込みで使われている。

 同紙にも執筆しているライアン・テイラー記者は自身のツイッターに紙面の写真を公開。「デニス・ウンダブはブライトンのチームメートの中でカオル・ミトマが誰よりも優れていると知っているが、そんな彼でさえもこの日本人ウィンガーがプレミアリーグで卓越した立ち位置まで劇的に昇りつめたことに度肝を抜かれている」と紹介した。

 1月21日のレスター戦の鮮烈ミドル、同29日のFA杯4回戦リバプール戦の“空中ダブルタッチ弾”に続くファインゴール。ファンだけでなく、英メディアからも注目されていると分かる破格の扱いだった。

(THE ANSWER編集部)