歌手マドンナ(64)が、米ロサンゼルスで開催された第65回グラミー賞授賞式のステージにプレゼンターとして登場した。会場からの生中継でマドンナを見た多くのファンは、その姿が以前と比べてあまりにも変わってしまったことに衝撃を受けたようだ。SNSには「ショッキング」「美容整形のやり過ぎだ」などのコメントが殺到している。

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現地時間5日、第65回グラミー賞授賞式が米ロサンゼルスの「クリプト・ドットコム・アリーナ」で開催された。

式典ではマドンナがプレゼンターとしてステージに現れ、大ヒット曲『アンホーリー』で「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞」を受賞したサム・スミスとキム・ペトラスが同曲を披露するのを紹介した。

マドンナは白いシャツに黒いネクタイを付け、同色のジャケットと深いスリットが入ったロングスカートを合わせたモノトーンの装いで登場。ヘアはセンターで分けており、ブロンドの前髪とサイドの髪は三つ編みにしている。

耳にはシルバーの十字架のイヤリングを付け、指には数個の指輪を重ね付けしている。メイクはブラックマスカラとスモーキーなアイシャドウをつけ、眉毛を細く描き、ヌードカラーの口紅で仕上げていた。

ステージに立ったマドンナは、会場の観客やテレビ中継を見ている視聴者に向けて、このようなメッセージを伝えたのである。

「新しい道を切り開き、そのために激しい非難に耐えている、すべての反逆者達に感謝するために、私はここに来ました。ここにいるトラブルメーカーのみんなに知ってほしい。その大胆不敵な行動は、決して見過ごされることがないということを。」

そして「あなた達は見られているし、聞かれている。そして何よりも評価されているのです」と加えた。

しかし視聴者は、スピーチの内容よりも彼女の見た目の方に驚いたようだ。多くのファンは、マドンナに過去の面影がなくなってしまったと感じたらしく、SNSでは「ひどい有様だ」「悲しい」「ショッキングだ」などと嘆くコメントが相次いでしまった。

この他にも、「これがマドンナ? なんてこった! なぜ女性は自分の顔を汚すんだろう。理解できないよ」「オーマイガー。美容整形のやり過ぎだわ。なんて残念なこと」「彼女は美しい女性だったのに。こんなことは不要だったのよ」と過剰な美容整形を惜しむ声が続出した。

昨年2月にマドンナが自身のInstagramで自撮り写真を公開した際、フォロワーから「フォトショップで加工してる」「もはや認識不可能」といったコメントが殺到する事態となった。また10月には眉毛をブリーチした素顔を披露すると、再び「気味が悪い」などと批判の的になった。

そして今年1月には過去の投稿をすべて削除して空白にしたものの、翌日には更新し、デビュー40周年を記念するツアーを開催すると発表した。

画像2枚目は『Mike Sington 2023年2月6日付Twitter「Fans now deem Madonna as “unrecognizable” after her appearance at The Grammys.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)