本来は「カシミーロ(Casimiro)」だったが古巣時代の間違いがそのまま定着

 ブラジル代表MFカゼミーロは、今季スペイン1部レアル・マドリードから完全移籍でイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドにやってきた。

 すでに名門クラブの中心選手の1人となりつつあるカゼミーロだが、ユニフォームに記載の名前のスペルが間違っておりその理由も明かしている。

 カゼミーロはレアル時代にラ・リーガで3回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)5回の優勝を経験。今シーズン加入したユナイテッドでも、その実力を遺憾なく発揮している。

 英メディア「スポーツ・バイブル」では、そんなカゼミーロのユニフォーム背中に記載された名前に注目。「実はこの男のシャツの名前は、彼の生まれながらの名前のスペルではないことをご存知だろうか」と投げかけ、本人が語った理由についても報じている。

 カゼミーロの本名は「Carlos Henrique Casimiro(カルロス・エンリケ・カシミーロ)」。かつて所属したブラジル1部サンパウロ時代、シャツをプリントする際に、カシミーロ(Casimiro)ではなくカゼミーロ(Casemiro)と表記するミスを犯してしまい、それ以来この名前が定着してしまったのだという。

「クラブが僕の名前を間違えたのを覚えているよ。彼らは”E”と書いたんだ。その試合では本当に良いプレーをした。僕は迷信深い人間だから、彼らにこう言ったんだ。『うまくいっているんだから、そのままにしておいてくれ!』とね」

 現在も表記名は「カゼミーロ(Casemiro)」としているブラジル代表MFは、30歳を迎えた今も、イングランドの地でその名を馳せている。(FOOTBALL ZONE編集部)