ニックス戦で移籍後最多19得点、レブロンとのシーンも注目

 米プロバスケットボール(NBA)は31日(日本時間1日)、レイカーズが敵地でニックスと対戦。129-123で勝利した。2戦連続の先発出場となった八村塁は移籍後最多の19得点と躍動。プレータイムも今季最長の40分25秒で、9リバウンド、1ブロックをマークした。日本のファンは、八村と同僚レブロン・ジェームズとの何気ないシーンに注目。ツイッター上には「すごい世界線に紛れ込んでしまってるな」などとコメントが書き込まれていた。

 スーパースターの揃うレイカーズ。日本人がその一員となったことを実感するシーンだ。第1クォーター残り8分42秒で、パスを受けたレブロンが切り込んでシュートを決めた。アンドワンを獲得。コートに倒れこんだが、そこに歩み寄ったのは八村だ。手を差し出し、レブロンを起こし上げる。好プレーを称えるように、右手で腰をポンと叩いていた。

 同僚なら珍しくはない、何気ないシーンではあるが、NBAの大物と日本のエースが作り出したこの場面に、ツイッター上の日本人ファンは反応。「本日の八村胸熱シーン」「なんて景色や」「こんな光景が見れるとは……」「地味ではあるが奇跡とも言える動画。こんな時代が来るとは思わなんだ」「八村が起こしてレブロンからのポンよ」「倒れたレブロンを八村が起こすって凄い世界線に紛れ込んでしまってるな」などと、感慨深げな書き込みも寄せられた。

 加入後最多の19得点をマークし、オーバータイムには好ブロックでチームに貢献した八村。レブロンからのアシストによる得点も多かった。試合後、米カリフォルニア州地元局「スペクトラム・スポーツネット」が公開した会見映像で、レブロンは「彼は最初から最後までアグレッシブだったよね。そのパフォーマンスを最後はブロックで締めくくった。良いピースを我々は幸いなことに手に入れた」と八村を称賛していた。

(THE ANSWER編集部)