「新名神や伊勢湾岸道などへ迂回を」

 2023年5月に東名阪道のほぼ全線で、集中工事が行われます。期間中は、昼夜連続の車線規制や夜間のIC閉鎖が計画されており、注意が必要です。

集中工事で実施する橋梁点検のイメージ(画像:NEXCO中日本)

 車線規制の対象区間は、東名阪道の名古屋西ICから伊勢関ICまでの上下線。

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 期間は、5月8日0時から13日6時までと、15日0時から20日6時までです。

 IC閉鎖は、名古屋西ICの下り入口で、5月18日21時から翌19日6時まで実施されます。

 車線規制の期間中は、渋滞も予測されています。

 上りは桑名ICや名古屋西IC付近などで最大19km、下りは亀山PA付近や四日市IC付近でそれぞれ長くて10km前後となる見込みです。

 また、これとは別に下りの蟹江IC→長島IC間でも12月頃までリニューアル工事が進められており、最大5km程度の渋滞が予測されています。

 さらに5月8日2時から5月17日24時までの間、東名阪道に接続する名二環では、内回りの清洲JCT→名古屋西JCTで集中工事に伴う通行止めも計画されています。18日以降も車線規制が実施されます。

 NEXCO中日本は、東名阪道の工事期間中は、新名神高速・伊勢湾岸道・名二環などへの迂回や、公共交通機関の利用を検討するよう呼び掛けています。

 なお、名古屋〜伊勢・名阪国道を移動する際の通行料金は、新名神と東名阪道のどちらを通っても同額です。亀山西JCTでは、名古屋方面〜伊勢・名阪国道方面間の行き来が可能です。

 また、工事期間中に東名阪道を避けて伊勢湾岸道や名二環などに迂回した場合は、ETC車限定で料金が調整されます。

 集中工事では、傷んだ舗装路面や床版の補修、集水ますの清掃や雑草の草刈り、道路構造物・付属物などの点検が行われます。