日本代表FW南野拓実が所属するモナコは、マルセイユとのリーグアン第20節に1-1で引き分けた。

この試合にはマルセイユの新戦力であるウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーも出場。ただ、彼はSNS上で謝罪した。

その理由は、モナコに所属するロシア人MFアレクサンドル・ゴロヴィンと試合後にハグをしたため。

ルスラン・マリノフスキー

「モナコ選手に対する自分の対応について、ウクライナの人達に謝罪したい。

彼のことを避けたほうがよかったことは理解している。でも、彼はやってきて、挨拶をしてきた。

試合後には全選手が握手をするので、単純に自分もうっかりしてそうしてしまった」

「いま、これがどれほど重要なのかは理解している。

ただ、侮辱や一瞬の罪悪感による憎悪は、戦争が始まって以降に僕らがウクライナやウクライナ人のためにしてきたことに比べると不快に感じるし、誠意を疑う。

自分は国際大会からのロシア人排除を全面的に支持しており、個人競技であれば、ロシア人アスリートと対戦するために出向くことさえしない」

ロシアのウクライナ侵攻が続くなか、ロシア選手と握手したことを謝っていた。一部で彼の行為は炎上しているようで、妻も「ハグではなくすれ違っただけ」とSNS上で夫を擁護している。

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なお、マリノフスキーは、ロシアチームのコーチになったウクライナのレジェンドであるアナトリー・ティモシュチュクを「彼はもはやウクライナサッカーのレジェンドではない」と批判したこともあった。