28日、日本代表の森保一監督がヨーロッパ視察に出発した。監督は搭乗前に取材に応じ、今回の渡欧の目的を「ワールドカップの振り返りと今後に向けて選手と話す」ことだと語った。

森保監督はフランス、ドイツで、伊東純也、鎌田大地などの試合を視察する予定。また、今回はフランス、ドイツ以外の国には行かず、吉田麻也、板倉滉、田中碧らには会うつもりだとした。

「(視察の)大きなテーマとすればワールドカップに出た選手を中心に会って、成果と課題を選手目線での振り返りを聞くこと」

「最初に吉田と会おうと思っているが、それは一番話せてないから。『じゃあまた今度』という感じでいつもゆっくり話す時間が取れていなかったので、まずはキャプテンに聞く」

なお、視察は2週間強の予定。J1リーグ開幕の2月17日前には帰国し、その後はJリーグを視察する予定になっている。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】