英サッカー専門誌「フォー・フォー・ツー」が選出、三笘が17位にランクイン

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫はプレミアリーグで鮮烈なインパクトを残している。

 英サッカー専門誌「フォー・フォー・ツー」は今季のプレミアリーグベストプレーヤーの25人を選出し、ランキング形式で紹介。錚々たる顔ぶれのなかで三笘が17位に入った。

 三笘はベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル期間を経て、今季ブライトンに復帰。初挑戦のプレミアリーグでここまで14試合4得点1アシストを記録している。開幕直後はベンチが定位置だったが次第に出場機会を増やして、今では左サイドのポジションをガッチリと掴んだ。

 その活躍は世界中のタレントが集まるプレミアリーグの中でも目を引く存在であることは現地メディアにも認められている。「フォー・フォー・ツー」電子版が今季のプレミアリーグベストプレーヤーのトップ25人を選出し、三笘は18位のFWアレクサンダル・ミトロヴィッチ(フルハム)と16位のMFロドリ(マンチェスター・シティ)に挟まれた17位にランクインした。

「三笘は18歳で大学に進んでフットボールに背を向けた。彼が最初からフットボールに打ち込んでいたらどれほどいい選手になっていたかを想像するのは難しい。

 エバン・ファーガソンはまだブレイクを果たしたばかりで、レアンドロ・トロサールはシーズン途中で退団した。そんなブライトンの前線で傑出した存在だ。機敏で両足が使え、対峙するどんな相手にも危険を与えている。グラハム・ポッター(→チェルシー)の下では長く得点が不足していたが、今や彼らはリーグの中でも最もエキサイティングなアタッカーの1人を擁している」

 なお、1位は首位アーセナルでキャプテンを担うノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール。2位にマンチェスター・シティで19試合25得点とゴール量産中のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、3位にマンチェスター・ユナイテッドの前線を牽引するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが続いた。トップ選手ばかりが並ぶランキングに日本が誇るドリブラーが堂々名を連ねた。

英サッカー専門誌「フォー・フォー・ツー」選出、今季プレミアリーグ「ベストプレーヤー25」

 ランキングは以下のとおり。

1位 マルティン・ウーデゴール(アーセナル)
2位 アーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・C)
3位 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
4位 ハリー・ケイン(トッテナム)
5位 ブカヨ・サカ(アーセナル)
6位 ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
7位 ニック・ポープ(ニューカッスル)
8位 カゼミーロ(マンチェスター・U)
9位 グラニト・ジャカ(アーセナル)
10位 スベン・ボットマン(ニューカッスル)
11位 ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
12位 リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・U)
13位 キーラン・トリッピアー(ニューカッスル)
14位 トーマス・パーティ(アーセナル)
15位 イヴァン・トニー(ブレントフォード)
16位 ロドリ(マンチェスター・C)
17位 三笘 薫(ブライトン)
18位 アレクサンダル・ミトロヴィッチ(フルハム)
19位 オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)
20位 ジョアン・パリーニャ(フルハム)
21位 ジェームズ・マディソン(レスター・シティ)
22位 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
23位 モイセス・カイセド(ブライトン)
24位 アリソン・ベッカー(リバプール)
25位 ジェームズ・ウォード=プラウズ(サウサンプトン)(FOOTBALL ZONE編集部)