「楽天ガールズ」の人気チア林襄(リン・シャン)は日本好き

 台湾が生んだ“可愛いすぎるチア”は、日本でも熱狂的なファンが多い。台湾プロ野球(CPBL)・楽天モンキーズのチア「楽天ガールズ」の林襄(リン・シャン)。2021年に加入し、今季が3年目のシーズンになる。コロナ禍のため日本との往来がしづらい状況が続くが、過去に3度来日。特別な”日本愛”を抱いている。

 東京では買い物を楽しみ、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」も満喫。「USJは一日あっても遊びきれなかったので、絶対にまた行きたいです」と再訪を誓う。オフの楽しみを楽しそうに語る姿は、等身大の25歳だ。

「東京に2回、大阪に1回行きました。たくさんお買い物ができる場所が好きです。化粧品を買うことが多いです。次は京都などに行って、雪を見ながら温泉につかりたいです。台湾では1度も雪を見たことがないので、とてもロマンチックだと思います」

 日本食も大好物で「す〜ごくお刺身が好きです!」と笑顔を見せる。新鮮な海の幸を堪能するといえば寿司もあるが「コメ(シャリ)があるので、すぐにお腹一杯になります。お刺身の部分だけだとたくさん食べられます」。ラーメンや牛カツもお気に入りだ。

日本語も勉強中「最近覚えたのは挨拶です」

 インスタグラムのフォロワー140万人超の絶大な影響力を追い風に、台湾国内での活動の幅を広げている。さらに今後は日本でも活動したいとの思いを抱く。日本語の勉強も始めたそうで「最近覚えたのは挨拶です」と愛らしく披露。「おはよう、こんにちは、私はMizuki(別名義)です、どうぞよろしく! はじめまして〜!」とすらすら言葉が出てきた。

 愛らしい童顔と魅力的なスタイルで男性ファンを虜にする一方、“かわいい女子”のアイコンにもなっているという。「日本でも注目されていることにとても感動しています。ファンの8割が女性ということで、同性のファンが多いことはとても嬉しいです」。

 女性から支持を得ている理由を「前髪があって、目が大きくて、涙袋がある女の子が好きだからかもしれないです。私のファッションはかわいい系なので、それも日本人女性に好かれる理由の一つかもしれないです」と自己分析にも余念がない。

 距離は離れていても、異国に寄せる思いは強い。林襄は「早く日本のファンの方に会えるのを楽しみにしています」と願っている。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)