今季のチャンピオンズリーグ優勝候補筆頭はどこだろうか。決勝トーナメントは2月14日よりスタートするが、今季の戦いは本当に読めない。

英『Football365』は現段階での優勝候補筆頭にマンチェスター・シティ、2番手にバイエルン、3番にパリ・サンジェルマン、4番にリヴァプール、5番にレアル・マドリード、6番にナポリ、7番チェルシー、8番トッテナム、9番ベンフィカ、10番インテルとランク付けしているが、このランクには賛否両論あるだろう。

まず筆頭に選ばれているマンCの調子が思ったほど上がってこない。国内ではカップ戦でサウサンプトンに敗れ、14日にはマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチも1−2で落としてしまった。戦力は揃っているが、以前ほどの圧倒的な強さは感じられない。

またベスト16ではバイエルンVSパリ・サンジェルマン、リヴァプールVSレアル・マドリードのカードが組まれており、同メディアが選んだ2番手から5番手が激突することになる。ここで2チームが消えるのだ。

国内での状況を考えるならバイエルン、パリはどちらも優勝を狙う力を備えるが、両者の直接対決は結果が読めない。どちらに転んでもおかしくない互角のゲームと言える。

リヴァプールが4番手との評価も納得しづらいものがあり、前回王者レアルも国内リーグでライバルのバルセロナに首位を譲っている状況だ。現状はレアルの方がリヴァプールより良い状態に見えるが、レアルを優勝候補に挙げるべきかは微妙なところだ。

今季はプレミアリーグの首位がアーセナル、リーガ・エスパニョーラの首位がバルセロナとなっており、両チームとも決勝トーナメントに出てこない。これも優勝予想を難しくする理由の1つだろう。

終盤のガス欠さえなければ6番手のナポリが欧州の頂点に立っても不思議はなさそうだが、果たして今季のチャンピオンズリーグを制するのはどこなのか。