シンクが稼働式!? 見た目はタフでも中身はウッド!? 驚きハイエースとは
トヨタ「ハイエース」は昨今、従来の仕事余裕と以外にアウトドアやキャンプ、釣りなど多様な趣味仕様に改造されることが増えています。
その一方で以前からキャンピングカー(バンコン)のベース車としても人気が高いですが、新たに8ナンバー仕様のハイエースキャンピングカーが誕生したようです。
ハイエースのキャンピングカーの専門店であるダイレクトカーズは「ATSUGI BASE(厚木店)」のオープン1周年を記念して特別モデルを制作しました。
【画像】美女も驚く車内に稼働キッチンが…! 快適過ぎる驚きハイエースの内外装を実車で見る!(15枚)
このハイエースは、標準ボディサイズで8ナンバーの新基準に適合したキャンピングカーです。
今回制作されたハイエースキャンピングカーのベースとなるのは「ハイエース DX標準ボディ 4ドア」となり、こだわりの内装に合わせてアウトドア風にカスタマイズされています。
フロントは通常のグリルから、存在感のあるものに変更され、丸みのあるヘッドライトが特徴的です。
また、取り付けるだけで見た目締まるフロントバンパーガードが装着されています。
サイドにはオーバーフェンダーが取り付けられ、よりオフロード感を味わえるデザインになっています。
ホイールはBLUMEのアルミ製に変更され、白地のレターが書かれているタイヤと合わせ、アウトドアらしさのある仕上がりです。
内装は、シンプルなレイアウトになっており、両サイドにベンチシート、そして、フロント側にスライドアウトするキッチンを装備。
ベンチシートにマットを広げると、広々としたベッドエリアが展開されます。
そのほかにも、リチウムイオンバッテリーを標準搭載し、キャンピングカーとしての使いやすさを向上させています。
リアサイドには直流12Vクーラーが取り付けられており、機能性の高さも魅力のひとつです。
また、室内はリアルウッドで仕上げられており、アウトドアテイストを感じるものになっています。
スケルトン仕様なので、フックを取り付けるなど、自分好みのカスタマイズができることもポイントです。
キャンピングカーに欠かせない調理スペースは、車両の前方に位置していることから、広い居住スペースが確保されています。
これは2022年4月の8ナンバー新基準により、このような配置が可能となりました。
また、調理スペースには引き出し可能なシンクにエンジンを切った状態でも使用可能な冷蔵庫もついています。
8ナンバー仕様でさらに快適!? こだわりどこ?
後方の居住スペースにはサブバッテリーで稼働するエアコンが取り付けられており、連続5時間以上稼働させることができるこのエアコンにより、夏場の車中泊も快適に過ごすことができます。
今回の特別モデルの、通常モデルと違うところは、内装がリアルウッドで本物の木を使っている点です。
そのほかには、シンクなどの8ナンバーに必要な装備を前方に持っていくことで後ろの空間を広く確保しているところもあげられます。
また、ベッドの一部を引き出し仕様にしているため、ベッドとして利用しないときは、広々とした乗り降り口を確保しており、とにかく居住スペースの広さが一番の魅力です。
そんな魅力あふれる今回のキャンピングカーですが、ダイレクトカーズの担当者によると、もっともこだわっているポイントは「広々としたスペースを有したログハウスのような空間の演出」だと話します。
さらに、制作時の苦労にについて、以下のように話します。
「シンクなどの一定の高さを必要とする装備の配置には苦労しました。
また、シンクや冷蔵庫などの高さの出る装備を前に持って行くことで、後ろの空間を広く確保している点です」
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ATSUGI BASE 1周年を記念して制作された今回のハイエースキャンピングカーですが、価格はが465万円(2WD/ガソリン車)、525万円(2WD/ディーゼル車)、555万円(4WD/ディーゼル車)となっています。
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