「めちゃくちゃ美味しい」

「無限に飲みたい」

「これだけ飲みに来たいぐらい...」

「好きすぎてテイクアウトしてきた」

SNSでこんな声が寄せられている、「くら寿司」の人気サイドメニューの「くら出汁」。くら寿司広報に聞いた、おすすめの活用法を紹介します。

色味も食感も変化

くら出汁が初登場したのは、2017年12月の「くら出汁丼シリーズ」。くら寿司こだわりの出汁を楽しんでほしいという思いから企画された期間限定フェアで、その中のメニューのひとつとして「くら出汁」が販売されました。

フェアの終了とともに「くら出汁」も販売終了となりましたが、その後出汁だけで販売してほしいとの声が多かったため、現在は定番メニューとして楽しめます。

くら出汁は、昆布、鰹、鯖、煮干などの7種の魚介を使用しています。効率化のために多くの作業の機械化が進むの中で、このくら出汁は朝から店舗で手作りしています。

記者は今回初めて飲みましたが、まず出汁の香りもよく、深みのある味わいです。お味噌汁感覚で、そのままでも飲み干せそうなくらいです。アツアツの状態で提供されるので、寒い冬にはぴったり。受け取ってすぐは、フタの近くでないと長時間は持てないくらいの熱さです。

さっそく広報担当者に教わったアレンジを試します。

まずは王道の"しゃぶしゃぶ"アレンジ。ネタをアツアツのくら出汁の中に入れてしゃぶしゃぶするだけです。

今回は(1)生えび、(2)たまご焼き、(3)えんがわを試しました。

「生えび」は、色の変化が楽しめるのもポイント。しゃぶしゃぶすると、裏側がほんのりピンクに色づきます。プリプリの食感から少し弾力が生まれて、食感の変化も楽しめます。

また、そこに「ポン酢」と「七味」を加えるのもおすすめ。ポン酢のさっぱりとした風味と、七味とピリっとした風味が加わって、より本格的な味わいになります。調味料はレーンに回っていますよ。

続いて、「たまご焼き」。こちらはしゃぶしゃぶする前に、箸で穴をあけるのがポイント。出汁が染み込みやすくなります。

すると、ほかほかのだし巻玉子のような大人な味わいに。いつもはたまごの優しい甘さでひんやりとしているので、出汁が染み込むと全然違います。

3つ目は、「えんがわ」。くら寿司の社員にも人気のアレンジで、記者個人としても最も気に入りました。

えんがわはしゃぶしゃぶすると、ほどよく脂が落ちて、食感が際立ちます。このとろける食感が◎。かなり柔らかくなるので、しゃぶしゃぶしすぎると、身がちぎれそうになります。

七味を加えるのもおすすめです。

お茶漬けやひつまぶしに

続いて紹介するのは、"真鯛茶漬け"。店内にある子ども向けの器に「極み熟成真鯛」のせて、出汁をかけます。わさびを適量のせるのもおすすめです。

本格的な出汁を使ったお茶漬けが完成。真鯛の贅沢なトッピング、酢飯のさっぱりとした風味、わさびのツンとした風味が好相性で美味しいです。

1貫分からできるので量も調整しやすく、シメの一品にもおすすめです。

最後に紹介するのは、"ひつまぶし"アレンジ。同じく子ども向けの器に鰻を乗せて、出汁をかけます。

今回は「特大切りうなぎ(一貫)」を使用しましたが、季節によって鰻のメニューは変わります。

出汁にたれの甘さが加わることで、濃いめの出汁に。さっぱりとしたお茶漬けとはまた違った味わいです。七味(薬味)を足すと、よりひつまぶし感がアップするのでおすすめです。

以上、5つのアレンジを紹介しました。みなさんはどれが気になりましたか?

SNSを見ると、皆さんさまざまなアレンジを楽しんでいる様子がうかがえます。天ぷら系のネタに天つゆがわりに出汁をかけたり、サーモンや鰤、季節のかにをしゃぶしゃぶしたり。自分好みのアレンジを見つけてくださいね。

(東京バーゲンマニア編集部 穂高茉莉)