今月26日、米ミネソタ州で行われたNBAの試合会場で観客席にいた真っ黄色の犬をカメラが捉えた。飼い主の膝の上に座っていたこの犬は全身を黄色に、頬は赤く、耳の先は黒く染めるなど、まさにピカチュウさながらの姿だった。この犬の姿がSNSで拡散されると「犬がかわいそう」と批判の声があがったものの、一方で「犬にも安全な染料があるから大丈夫」など飼い主を擁護するような意見も届いた。『The Mirror』などが伝えている。

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米ミネソタ州で今月26日、北米で展開する男子プロバスケットボールリーグ「NBA」のミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)対マイアミ・ヒート(Miami Heat)の試合が行われた。アメリカの地域スポーツネットワーク「バリー・スポーツ・ノース(Bally Sports North)」が同試合を放映したが、映り込んだ1匹の犬に注目が集まった。

映像には観客席の一部が映り、そこにはポケモンのキャラクター“ピカチュウ”の姿をした犬が観客の膝の上に座っていたのだ。しかも犬は服などで仮装していたわけではなく、頭から尻尾の先まで全身の体毛が鮮やかな黄色に染められ、頬は染料によりピカチュウのトレードマークである真っ赤な頬が再現され、耳の先も黒く染められていた。

この映像はInstagramやTwitterで瞬く間に拡散され、コメント欄には「かわいそうな犬だ」「注目を浴びたいからってなんで犬を染めるんだ」「これは動物虐待だよ!」「面白くもなんともない」「飼い主の顔を晒してほしい」「こんなことをする飼い主は犬を飼う資格がない」「犬を飼うべきではない人っているよね」「ここまでして注目を集めたいのかな」など飼い主の行動に批判や呆れる声が続出した。

批判のコメントが大半を占めているが、中には「犬用の染料があるし、犬にとって安全であることを知ってほしいな」「恐らく犬にとって安全な染料を使っていると思うよ」など飼い主を擁護する声も届いていた。

ちなみに今月初旬には愛犬を緑と赤の“クリスマスカラー”に染めた飼い主が愛犬の姿をSNSに投稿して賛否の声が殺到したり、2019年には飼い主がフレンドリーな犬であることを分かってもらいたいためにグレート・デーンをピンクと紫に染めたというケースも話題を呼んでいた。

画像は『NBA on ESPN 2022年12月26日付Instagram「They really dyed their dog like Pikachu」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)