きょう14日に放送される日本テレビ系特番『いきざま大図鑑』(19:00〜 ※一部地域除く)では、デヴィ夫人(82)が終活を始めていることを告白する。

デヴィ夫人=日本テレビ提供

高価な宝石や調度品、日本の邸宅、海外の不動産と、膨大な財産を所有しているデヴィ夫人。相続に関する法律は所有する国々によって違うため、財産を遺す方法は複雑を極める。

イギリスに住む娘と孫が、遺産整理に困らないように「いつ死んでもいい状態にしておいてあげないと」と終活として持ち物の整理を始めたというが、「愛着あるのも、集めたものそれぞれ思い出もあるし、断捨離が難しい」と、捨てるか遺すか悩む夫人。そこで、イギリスに住む娘にリモートで必要な物を聞いてみると、娘からは意外な言葉が。それは、これまであまり語られることのなかったデヴィ夫人親子の過去に触れた瞬間でもあった。

デヴィ夫人がまとめている持ち物リストには、文化的価値のある品物や、スカルノ大統領からの手紙など、まさにデヴィ夫人の“生き様が”表れた貴重な品物が1,000点以上。これらを整理する途方もない作業に、デヴィ夫人の口から「10年くらいかかる」との言葉も。

そして、デヴィ夫人がライフワークとして力を注ぐ支援活動の一環として、ウクライナ難民の人々を支援する姿から、夫人がこれまでテレビで見せてこなかった一面も明らかになる。「108歳まで生きる」と公言しているデヴィ夫人は、自身の“理想のエンディング”についてどう考えているのか。

ナレーションを担当する財前直見は「デヴィ夫人は、自分の気持ちに純粋に、人生を送られてこられたのではないかと思います。所有されているものも多く、それだけに夫人の終活は大変そうです。とにかく、値段を付けられないものをはじめ、たくさんの品々。それも世界中に…。デヴィ夫人が、自分が他界した後に残される、娘や孫のことまでを思って、事前に責任を持って準備されることは、とても素敵な愛情表現だな、と思います。多くの方にも “終活”というものには、そんな考え方もあることを知っていただいて、準備してもらえたら…。我が家も母の着物だけでも大変。職人さんが作った貴重な物は取っておいてあげたいと思うけれど、息子だからいらないかな、とも…(笑)。自分の生きている年数よりも長く存在している物など、物の価値を理解して、一つ一つのものを大切に思いながら、どう向き合うかと言うことはとても大切なこと。自分も、物を買うときに、息子はこれはいらないかな?無駄かな?などと考えるようにしたいと思います」と話している。