3人組の音楽ユニット、globeのボーカルとして一世を風靡したKEIKO

【写真】“おばちゃん化”が止まらない小室哲哉、笑顔が戻った現在のKEIKO

 2011年にくも膜下出血を発症し、長きにわたってリハビリを伴う療養生活を送っていると報じられていたが、ついに動き始めた。

「10月下旬にKEIKOさんが、新曲の収録を行っていたのです。ラップにはマーク・パンサーさんが参加しただけでなく、TKこと元夫の小室哲哉さんもコーラスを担当したそう。さすがにKEIKOさんとは別々で収録したようですが。あの“泥沼離婚”があったのに、よく実現しましたよね」(スポーツ紙記者)

 KEIKOと小室は2002年に結婚。2008年には5億円の詐欺事件を起こした小室をKEIKOが支えた。今度は病に倒れた妻を小室が支えるかと思われたが、

「2018年に小室さんが、看護師の女性と不倫していることが明らかに。小室さんは釈明会見を開き、KEIKOさんが病気の影響から歌への興味を失っただけでなく、会話も成立しなくなり、孤独や寂しさを抱えていたことを明かしました。しかし、KEIKOさんの親族が猛反発。小室さんは介護をしていないばかりか、KEIKOさんは闘病中も歌への強い思いを持ち続けていたことが明かされました」(同・スポーツ紙記者)

 それから2人が会うことはなく離婚調停へ突入し、3年間の法廷闘争の末に2021年2月、離婚が成立した。

KEIKOへの謝罪が1度もないまま

 globeの復活はないだろう……。誰もがそう思っていたところに、新曲収録を3人で行ったというのだから期待が持てる。

「今回の新曲は2017年に一瞬、SNSで公開された楽曲で、ずっと未発表になっていたもの。この音源はKEIKOさんが病に倒れて活動休止となった後、小室さんが作った曲を、リハビリを重ねたKEIKOさんが歌ったもの。それをこのタイミングでレコーディングというのは、何か深い“意味”があるようにも感じます」(芸能プロ関係者)

 その背景には、小室が持つKEIKOへの“ある思い”があったのかもしれない。

「結局、小室さんは一度もKEIKOさんに謝罪していないまま。かつて女性誌の直撃に“globeを含めて音楽活動の手伝いが必要であれば、惜しまずします”と話していました。globeの再始動こそ、彼女が音楽活動を再開するいちばんいいスタートですから、贖罪のつもりだったのでは。2人と連絡をとっていた、マークさんが間を取り持ったのでしょう」(同・芸能プロ関係者)

 2021年、マークは週刊女性の直撃取材にこう答えていた。

「僕はTKから“globeの灯を消すなよ”と言われている」

 デビュー30周年となる2025年には、3人がそろった姿が見られるだろうか。