カタールW杯

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表がベスト16入りした一方、日本製のものが現地で大活躍している。海外記者は地下鉄の様子を動画で公開。「市内の移動を容易にした」と役立っていることを伝えている。

 綺麗な内装だった。カタールに建てられた駅の構内。エスカレーターを降りると、自動改札があった。看板を進み、たどり着いた先に見えたのは電車。横座りや対面式の椅子が設置され、乗客が座っていた。

 ケニア紙「ザ・スター」などに寄稿するジャーナリストのエリック・エヌジル氏は、9日に動画をツイッターで公開。文面に「これまで200万人が試合を観戦し、100万人以上がFIFAファンフェスティバルに参加。そして32チーム全てが同じ市内に滞在した。ドーハ・メトロは市内の移動を容易にした」と記して称賛した。

 11月24日のシンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」によると、時速は約80キロ。「3両編成で全長60メートルの列車は、近畿車輌などから供給され、日本の効率性を保証するものだ」と紹介している。

(THE ANSWER編集部)