ワールドカップ敗退の翌日となる6日、谷口彰悟が取材に応じ守備の課題について語った。

谷口は日本代表が「ベスト8に進出できる力は絶対あった」としながらも、「結果がすべてなのでそこは真摯に受け止めて、それぞれがこの結果を自分なりにしっかり消化して次に進んでいかないといけない」と振り返った。

自身については「ベテラン」と言われるようになったが、「まだまだやっぱ成長できるとすごく感じてます。もっともっと上を目指したい思いももちろん持っている。この気持ちを大事にして常に挑戦しながらチャレンジしていきたい」と語る。

そしてワールドカップ出場国を見て感じた、ベスト8に入るための守備の課題について分析した。

「ワールドカップに出るような国のDFは、FWに対して『一対一で守れる』『一対一を恐れない』どころか『同数で守り切る』さらに『少し数的不利ぐらいでも大丈夫』(というレベル)。そしてそこまで行くと攻撃の枚数を増やせる」

「決勝トーナメントは得点を取らないと勝ち進めない。もちろん我慢強く戦うのは今回すごく手応えを得たし非常にいい戦い方だが、得点にフォーカスをすると、後ろに人数を置くより前に人数をかけるべきだと僕は思っている」

「その意味では後ろがしっかり一対一を守り切れる、人数を置かなくてもしっかり守れるのがこの舞台でもできるようにならないと、トップ8には入っていけない」

谷口は厳しい顔でそう分析すると一礼して取材の場を離れようとする。そのとき「この刺激的な場にいたら、毎日外国人FWと対戦したいのでは?」という質問が飛んだ。その声を聞いた谷口はにっこり笑うと「そりゃそうですよ!」と明るく答えて、その場を立ち去った。


【文:森雅史@ドーハ/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】