(株)翔山亭(TDB企業コード:986416362、資本金950万円、東京都新宿区神楽坂3-1、代表金徳昌氏)は、11月30日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は北川琢巳弁護士(東京都千代田区飯田橋4-7-11、北川・中村法律事務所、電話03-3221-1225)。債権届け出期間は12月28日までで、財産状況報告集会期日は2023年3月3日午後2時30分。

 当社は、2008年(平成20年)3月に設立。新宿区神楽坂にて「翔山亭 神楽坂本館」の店舗名で、高級焼肉店を運営していた。厳選した黒毛和牛を一頭買いし、安定した品質の素材をベースに焼肉と和食を融合したサービスを提供。高級感ある店構えが特徴で、和室の個室を中心としていたことから企業の接待などに利用されるケースが多く、店舗数が8店舗にまで拡大した2018年6月期には年売上高約9億円を計上していた。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響から外食需要や接待需要が落ち込んだことで、2022年6月期の年売上高は約2億7000万円にまで落ち込み、赤字決算が続くなど厳しい運営が続いていた。この間、店舗の閉鎖を進めたことに加え、新規サービスとして、肉のサブスクサービス、新ブランド「プロテインキッチン」を立ち上げ、豚肉や鶏肉などを使用した高タンパク・低カロリーの低価格弁当の販売を開始したが奏功せず、先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の措置となった。

 負債は債権者約115名に対し約6億3750万円だが、今後変動する可能性がある。