【AFP=時事】第2次世界大戦(World War II)中、ナチス・ドイツ(Nazi)軍占領下にあったフランスでは、東部ナツビレール(Natzwiller)近郊に同国唯一の強制収容所が置かれた。ガス室として使用された建物がこのほど改修を終え、再公開された。
ナッツバイラーストリュートフ(Natzweiler-Struthof)強制収容所の一部だったこのガス室では86人のユダヤ人が殺害され、その遺骨は標本とされた。
現在は、ナチスの犠牲となったレジスタンス(抵抗運動)活動家らの記念館の一部が置かれている。
【翻訳編集】AFPBB News
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