新型クラウンのフルオプションはどんな装備が付くのか

 トヨタが2022年7月15日に世界初公開し、その後発売された新型「クラウン」の第一弾となる「クラウンクロスオーバー」。日本を代表するクラウンが16代目となり、さまざまなボディタイプを用意したことでも大きな話題となりました。
 
 そんな新型クラウンクロスオーバーですが、最上級グレードにフルオプションを設定した場合、どれくらいの金額になるのでしょうか。

トヨタ新型「クラウンクロスオーバー」の最上級仕様「RS“Advanced”」にフルオプションしたらどうなる?

 新型クラウンクロスオーバーは、定番装備を搭載したスタンダードクラス「CROSSOVER X」の435万円、クラウンの魅力を凝縮したミドルクラス「CROSSOVER G」の475万円、ミドルクラスの室内に、一つ上の居心地を持つ「CROSSOVER G“Leather Package”」の540万円。

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 ラグジュアリーな装備が充実した“Advanced”モデル「CROSSOVER G“Advanced”」の510万円、装備を厳選した“Limited”モデル「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」の570万円、上質な走りとおもてなしのハイクラス「CROSSOVER RS」の605万円、「CROSSOVER RS“Advanced”」の640万円という多彩なグレードが用意されています。

 今回は、最上級グレードの「CROSSOVER RS“Advanced”」にメーカーオプションをフルで設定していました。

 元々「CROSSOVER RS“Advanced”」のエクステリアには、21インチアルミホイル(ブラック塗装+切削光輝)、車名エンブレム(リア/漆黒メッキ)、4眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ(センターランプ点灯機能&おむかえ照明機能付)/LEDデイライト(センターランプ点灯機能)、LEDフロントターンランプ+ヘッドランプクリーナーが装着されています。

 インテリアでは、本革巻きステアリング(ヒーター/パドルシフト)、本革シート(ブラック/イエローブラウン)、助手席肩口パワースイッチ、12.3HDディスプレイなどが備わっています。

 そこに選択出来るメーカーオプションは以下の通りです。

 ●エクステリア
 ・マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+パワーOFF後作動機能付):11万円
 ・ボディカラー(ブラック×プレシャスレイ):16万5000円

 ●インテリア
 ・デジタルインナーミラー:4万4000円
 ・リアサポートパッケージ:27万9400円
 
 ●セーフティ&セキュリティ
 ・ITS Connect:2万7500円
 ・寒冷地仕様:9900円
 ・ドライバーサポートパッケージ:23万6500円

 リアサポートパッケージは、後席でのひと時をさらに快適にする機能として「電動式リアサンシェード、後席シートヒーター(3段階温度設定)、40/20/40分割リクライニングリアパワーシート、、3席独立温度コントロールフルオートエアコン(オールオート機能付・S-FLOW:1席/前席集中モード付)などをまとめたものです。

 ドライバーサポートパッケージは、日々のドライブをサポートする安心パッケージ。緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)やフロントクロストラフィックアラート[FCTA]、トヨタ チームメイト アドバンスト パーク(リモート機能付)、トヨタ チームメイト アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)などさまざまな安全支援機能がまとまっています。

 これらのメーカーオプション合計金額は87万2300円となり、諸経費などを抜いた車両本体価格640万円との合計で727万2300円です。
 
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 また、SNSで新型クラウンクロスオーバーのモデリスタ仕様が「かっこいい!」と話題となっていますが、仮に上記仕様にモデリスタパーツを設定すると「MODELLISTA エアロパーツセット」が66万5500円や、「21インチアルミホイール&タイヤセット」の46万5300円が追加され、合計は840万3100円となります。

 まさに絢爛豪華な仕様といえる状態となりますが、果たしてこの仕様にするユーザーはいるのでしょうか。

 複数のトヨタ販売店に聞いてみたところ「最上級グレードでフルオプションにする人は稀におります。またモデリスタエアロも人気ですので装着される人はいますが、両方をあわせた組み合わせはまだ見かけたことがありません」と話しています。