カタールW杯、スペイン撃破に繋がった三笘のプレー

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はグループリーグが終了。日本は1日(日本時間2日)のスペイン戦に2-1で逆転勝利し、決勝トーナメント(T)進出を決めた。この試合では途中出場のMF三笘薫がゴールラインギリギリのところでボールを残し、MF田中碧の決勝ゴールを生んだ。米メディアは、三笘の走りを俯瞰映像で称賛し「感銘を受ける。11人がone teamだ」と伝えた。

 サッカーの話題を扱う米ポッドキャスト番組「メン・イン・ブレイザーズ」公式ツイッターでは、日本がスペイン戦で2点目を決めたシーンを上空からの俯瞰映像で注目した。

 GK権田から右サイドにボールが渡り、繋いでペナルティエリア内にMF堂安が侵入。FW前田ら攻撃陣も攻め上がり、逆サイドにいた三笘はやや後方にいた。それでも一気に駆け上がると、堂安が中に送ったボールにゴールラインぎりぎりで追いつき、田中の劇的ゴールを生んだ。

 前田ら堂安のボールに反応する選手が他にもいる中で、諦めず触った三笘のプレーについて、同メディアは投稿文面で「スペイン戦の日本の2点目の俯瞰映像が素晴らしい。ボールを救って折り返したカオル・ミトマの走りを見てくれ。味方がすでにいるにもかかわらず走り切ったことには感銘を受ける。11人がone teamだ」と称賛した。

 海外ファンからも「日本以上に頑張れるチームはないね」「彼らが決して足を止めない姿は凄い。日本代表のフィットネスは信じられないよ」「これこそ、ボールを追い続けるのが重要な理由。日本を決勝トーナメント進出に導いた、なんという頑張りだ」とスプリントを称える声が上がっていた。日本は5日(日本時間6日)に決勝T1回戦でクロアチアと対戦する。

(THE ANSWER編集部)