「ユーキャン 新語・流行語大賞」が2022年12月1日に発表された。大賞として「村神様」が選出されたほか、それ以外のトップテンとして「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」「宗教2世」「知らんけど」「スマホショルダー」「てまえどり」「ヤクルト1000」「悪い円安」が選出されたが、選考結果を見た人々の中から、「#ちむどんどん反省会は入賞ならず」といった声がツイッターに上がった。

「放送後に内容を話題にするツイートが大流行」

トップテンの表彰前、11月5日に発表されたノミネート語30語の中には「#ちむどんどん反省会」があった。同語は2022年度前期に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にちなむものだ。

「#ちむどんどん反省会」は、日々の放送を見た視聴者が、その感想をツイートする際に使ったハッシュタグのこと。「反省会」という字面が表す通り、放送の感想はもちろん、内容へのダメ出しを含むものが多かったのが特徴だ。たびたびツイッターのトレンドに入り、頻繁にネットニュースにもなるなど、2022年のインターネットにおいて大きな注目を浴びた。

ノミネート語発表時の選評は「NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の視聴者の間で、放送後に内容を話題にするツイートが大流行。『ちむ』は『肝』のことで、『わくわくする』を意味するが、毎朝ドラマの展開に『ワクワクよりも、ドキドキして心配になる』という声が多かった」というものだった。

「もともとノミネート止まりの強くない言葉と思いました」

だが「#ちむどんどん反省会」はトップテンから落選。ツイッターでは、

「なぜ#ちむどんどん反省会が入っていないのか」「流行語大賞に#ちむどんどん反省会が選ばれなくて残念」「流行語大賞、#ちむどんどん反省会は選ばれなかったか(当たり前だw)」

といった声が上がった。

2018年の第35回まで20年近く流行語大賞の選考委員を務めた清水均氏は、J-CASTニュースの取材に対し、「#ちむどんどん反省会」が落選したことについて、「もともとノミネート止まりの強くない言葉と思いました」と順当な結果だと指摘。落選の理由を、

「確かに『ちむどんどん』の話題は交わされましたが、その反応は『おもしろくないよね』『無理な展開だよね』といった反応がメインでした。これらの言葉は作品への誹謗中傷として世に広がっていったようですが、そんな『残念な流行』では選出されないのではないでしょうか」

と分析した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)