おかずやおつまみとしても楽しめる「チャーシュー」。自宅で作るとなると、たこ糸を巻き付けたり、長時間煮込んだりと、かなり手間がかかりますよね。

じつは"電子レンジだけ"で作るいい方法があるんです。

記者も試してみました。

穴開けて、混ぜて、チンするだけ

2022年11月18日、ミツカンの公式ツイッターが下記のような投稿をしました。

「鶏胸肉があったら全部この鶏チャーシューにしたくなる美味しさ...」「レンジで簡単だけど驚くほどしっとりジューシー」

といったコメントとともに、電子レンジだけで作れる「極うま鶏チャーシュー」の作り方を紹介。

この投稿には、12月1日現在、1万を超える「いいね」が寄せられ、反響を呼んでいます。

用意する材料は以下の通りです。

・鶏胸肉 1枚
※グラム数については記載がなかったので、今回は約320gの鶏胸肉を用意しました
・片栗粉 小さじ2/3
・味ぽん 大さじ3
・酒 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・おろしにんにく 小さじ1/2

まずは、耐熱ボウルに鶏胸肉1枚を入れ、フォークで全体に穴をあけていきます(今回は深めのお皿を使用)。

片栗粉を全体にまぶしたら、味ぽん、酒、砂糖、おろしにんにくを全て入れ、お肉に絡めます。

ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで2分半加熱。終わったら、上下を返して再度ふんわりとラップし、1分半加熱します。

最後は、ぴっちりとラップをして、10分おけば完成です。あとは、食べやすい大きさに切って器に盛り、ボウルに残ったたれをかければOK。

「え、これだけ!?」と驚くくらい工程が少ないですよね。火の通り具合も気になるところですが、分厚めのところをカットしてみても、ピンク色の部分はなく、中までしっかりと火が通っていました。

タレをかけて完成!

早速食べてみると、お肉はしっとり柔らかく、ジューシーに仕上がっています。硬さやパサパサ感はまったくありません。

ポン酢の風味はほんのり感じる程度で酸っぱさはなく、甘みやニンニクの旨味が効いています。味は中までは染みていませんが、タレ自体が濃いめなので、お酒のお供にもなりそう。鶏胸肉なのでさっぱりとヘルシーに食べられます。

一般的な「チャーシュー」と比較すると、どうしても脂身の甘味や焼いた香ばしさはないため、個人的にはチャーシューとはまた別物という印象でしたが、タレで使ったニンニクが効いているため、目をつぶって食べると、チャーシューの味わいは感じられます。

食事制限中の人なら、こちらのほうがヘルシーでよいですよね。

何よりほとんど手間をかけずに作れるのは魅力的。あと一品欲しいという時にも重宝するので、覚えておいて損はありません。

気になる人はチャレンジしてみては?

(東京バーゲンマニア編集部 三浦香奈)