採用面接では、パート・アルバイトを正社員より低く見たり、学歴で差別したりする管理職に遭遇することがあるようだ。静岡県に住む40代後半の女性も、面接でそんな人物に出会ってしまった一人。女性は、近所に某手芸用品販売のお店がオープンすることになり、開店前のパート・アルバイト募集に応募し面接を受けた。しかしそれは、

「面接でここまで酷い言われ方をしたのが初めて」

と女性に言わせるほどのものだった。(文:okei)

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ

集団面接で「耳を疑う様な発言をされました」

不穏な空気は面接前からあったようだ。募集要項には「出勤日、出勤時間について相談可」と書かれていたが、応募者たちは当日の面接が始まる前に「週5で勤務できない人は雇わない」と告げられた。そのうえ言われたのが

「時間帯についても会社指定の3パターンの時間帯のみ、急な休みを取る時は自分自身で他のパートに交代を頼み、勤務時間を増やすことも減らすことも不可。正社員の手を煩わせるな」

と企業側の都合のみを一方的に押し付けてくる内容だった。 しかも、女性は個人的に嫌な思いをしたという。

「私は前職を親の死で失ったので履歴書に記載していた為か、集団面接の中その事ばかり根掘り葉掘り聞かれ、答えにくいこともあったので非常に不愉快な思いをしました」

他の人も聞いている場で、デリケートな個人情報を言わせるのはいかがなものか。

女性は、実は「同じ学校を卒業した後輩も面接を受けていた」と明かす。この学校の卒業者に対して、面接官は

「聞いた事無い学校だ」「東京に来たことなんて無いだろう」「〇〇(同社の店)を見たことなんて無いだろう」

などと、「耳を疑う様な発言をされました」と女性は綴る。この会社は東京に本店を構えていたためか、自分の知らない地方の学校出身者を見下してきたのだ。

しかし、女性が卒業した学校は「東京に本校がある分校だった」ため、在学中は文化祭に出かけた帰りに同社の店舗に寄った事があったという。もし仮に行ったことがないとしても、ことさら見下されるようなことでもないだろう。だが面接官はそうした偏見が強いタイプだったようで、

「私の隣にいた人が面接官と同じ学校卒の人なのか、やたらとその人を持ち上げ比べる発言をされた挙げ句、面接終了後の去り際に『週5で勤務できない人は雇わない』でした」

というありさまだった。女性はこの一件を振り返り、

「面接でここまで酷い言われ方をしたのが初めてで、本当に驚いて学校の事とか反論できなくて悔しかったです。客としても、二度と利用しようとは思えませんでした」

と憤りをあらわにしていた。失礼な面接官は、地域の応募者がお客さんにもなることを忘れてしまうのだろうか。