スペイン戦の勝利、本当に素晴らしいと思います。
正直に言うと先に1点を取られてドイツ戦以上に厳しい戦いになるのではないかと思っていました。ただ、チームは1点のビハインドが「想定内」としていて、さらにドイツ戦の成功体験もあったので自信があったのだと思います。
ともかくスペイン戦はいろいろなことが想定外でした。
冨安健洋のコンディションに不安があるとは聞いていましたが、僕は冨安を入れて3-4-2-1でスタートすると思っていました。ところがワールドカップ初出場となる谷口彰悟を先発させます。冨安はセンターバック3人にイエローカードが出ていたのに、アンス・ファティが途中出場したのを見て右サイドで使いました。
後半から投入した堂安律と三笘薫もピッタリはまりましたし、森保一監督の采配がすべて的中するというすごい試合だったと思います。
その素晴らしい勝利の中で1つだけ触れておきたいことがあります。それは鎌田大地の調子についてです。
鎌田の調子が悪く見える人はいるでしょう。それは彼の今季のフランクフルトでの活躍を見ていれば、もっとできるはずだと思うからです。
でも、鎌田は守備でも狙いを持ってプレーしていますし、ドイツ戦やスペイン戦ではボールを保持できる時間が少なかったので持ち味が出せませんでした。コスタリカ戦はボールを持っても前が塞がれていて、決定的な仕事ができなかったのだと思います。
絶好調は言えないかもしれませんが、鎌田に対する森保監督の信頼は厚いですし、僕も次のクロアチア戦で本来の力を見せてほしいと思います。
(撮影:岸本勉/PICSPORT)
正直に言うと先に1点を取られてドイツ戦以上に厳しい戦いになるのではないかと思っていました。ただ、チームは1点のビハインドが「想定内」としていて、さらにドイツ戦の成功体験もあったので自信があったのだと思います。
ともかくスペイン戦はいろいろなことが想定外でした。
冨安健洋のコンディションに不安があるとは聞いていましたが、僕は冨安を入れて3-4-2-1でスタートすると思っていました。ところがワールドカップ初出場となる谷口彰悟を先発させます。冨安はセンターバック3人にイエローカードが出ていたのに、アンス・ファティが途中出場したのを見て右サイドで使いました。
後半から投入した堂安律と三笘薫もピッタリはまりましたし、森保一監督の采配がすべて的中するというすごい試合だったと思います。
その素晴らしい勝利の中で1つだけ触れておきたいことがあります。それは鎌田大地の調子についてです。
鎌田の調子が悪く見える人はいるでしょう。それは彼の今季のフランクフルトでの活躍を見ていれば、もっとできるはずだと思うからです。
でも、鎌田は守備でも狙いを持ってプレーしていますし、ドイツ戦やスペイン戦ではボールを保持できる時間が少なかったので持ち味が出せませんでした。コスタリカ戦はボールを持っても前が塞がれていて、決定的な仕事ができなかったのだと思います。
絶好調は言えないかもしれませんが、鎌田に対する森保監督の信頼は厚いですし、僕も次のクロアチア戦で本来の力を見せてほしいと思います。
(撮影:岸本勉/PICSPORT)