これが最強「ハイエースアヴェンタドール顔のカスタマイズとは

 世界にはさまざまなカスタムカーが存在します。そのなかで実用性&趣味性の高いカスタムカーのひとつとして挙げられるのがトヨタ「ハイエース」です。
 
 海外では、そのハイエースをランボルギーニ「アヴェンタドール」顔のカスタムを施した強者がいました。このアヴェンタドール顔ハイエースを見たユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。

ランボルギーニ「アヴェンタドール」顔のトヨタ「ハイエース」発見! センチュリーエンジン搭載のモンスターマシン!(画像提供:ジェームス・レデリンガイス氏)

 商用車は、その名の通り仕事で使われる用途に適したクルマとなり、そのなかで商用バン(ワゴン)は、荷物を多く載せることに特化するため広い荷室空間を持っているのが特徴です。

【画像】ハイエースランボルギーニが凄い…! 内装にはセンチュリーエンジン鎮座! 実車を見る!(25枚)

 そのなかでハイエースは、日産「キャラバン」と並んで商用バンを代表する歴史の長いモデルとなり、初代は1967年に発売されました。

 日本では、2004年に現行(200系)が登場してから2022年現在まで改良が重ねられいまに至っている一方で、海外では2019年2月にフィリピンで6代目(300系)が発売され、アジア諸国などで人気を集めています。

 また、日本市場での200系は単純に仕事に使うだけでなく、キャンピングカーのベースとしての人気が高いほか、海や山などさまざまなレジャーに適した仕様、さらには車中泊仕様などさまざまなカスタマイズをおこなうベースのモデルとしても支持されています。

 200系のエクステリアは、機能美を極めたボディラインをさらに強調するため、リアサイドに凹凸の少ないスライドウインドウを採用。実用性とデザイン性を両立させ、一体感のあるサイドビューを完成させました。

 インテリアは、乗る人の快適性を考慮したシートで、ゆとりを実感。多彩な収納や便利な装備類を配置しつつも操作系は運転席周りに集約するなど、使いやすさを追求しています。

 一方で、南アフリカでハイエースは「クォンタム」の名称で展開されており、タクシーとして採用されることが多く、送迎ニーズにマッチした使われ方をしているといいます。

 そんな南アフリカでハイエースのレンタル事業をおこなっているジェームス・レデリンガイス氏は、誰も見たことのない存在感のあるハイエースを製作しました。

 見た目は、ランボルギーニ「アヴェンタドール」風のボディキットを装着。さらに心臓部にはトヨタ「センチュリー」用の5リッターV型12気筒エンジンをツインターボ化して搭載しています。

 またエンジンの搭載位置は、アヴェンタドールのようにミッドシップにエンジンを置くため、タクシーとしての乗客席部分に手を加えました。

 まさに見た目も中身も、驚くばかりのアヴェンタドールハイエースですが、画像を見たユーザーからの反響はどのようなものだったのでしょうか。

「いいね!こういう遊び心。楽しそう」「ただのV12じゃあまり意味ないと思ったら、ちゃんとターボ化してのね」「一生懸命バカをやる奴ってなんかイイネ」「バカバカしいですが、悪くないと思います」「エクステリアは気に入らんがハイエースにV12をぶち込んだ根性は認める」などの声が見られました。

 また「これは魔改造ってレベルじゃない」という声も多く、どのユーザーも心臓部に鎮座する5リッターV型12気筒エンジンツインターボをミッドシップに配置した行為に驚きを隠せないようです。