暖房機器メーカーのコロナは11月29日、石油ファンヒーターをはじめとした暖房機器の、省エネにつながる上手な使い方を紹介した。なお、同社は11月18日に、電気ストーブを安全に使うポイントについても公開しており、別記事で紹介している。

コロナ製の電気暖房機「コアヒート」

灯油の消費/電気代を抑えて暖房機器を使うポイントは、「暖房機器は窓際に置く」「フィルターの定期的なお手入れをする」「エコモードなどの節約に役立つ機能を活用する」の3つ。

○暖房機器は窓際に置く

石油ファンヒーターを窓際に置くと、窓から伝わってくる冷気を吸い込み部屋を温めるため、冷気が部屋を対流する時間を短縮。これにより、部屋が寒くなりにくく灯油の消費を抑えられる。また、暖房機器周辺に送風や、空気の循環を妨げる物があると、暖房効率が低下するため、遮る物をなくすと効率よく部屋を暖められるという。

○フィルターの定期的なお手入れをする

暖房機器の背面などにあるエアフィルターがほこりで目詰まりすると、空気を取り込む量が減り、暖房効率が低下。省エネのために、エアフィルターは掃除機などで定期的な手入れをするよう推奨している。

○「エコモード」などの節約に役立つ機能を活用する

省エネ機能がついている暖房機器の場合、活用することで省エネにつながるとする。一例として、コロナが販売している石油ファンヒーター「WZ」シリーズは、人感センサーを搭載しており、センサーが人の動きを検知して火力の調整や消火を行うなど、省エネ機能を備えている。