本田圭佑が選手への批判について言及した。

日本代表として3大会連続で出場し、3大会連続でゴールを決めた本田。カタール・ワールドカップ(W杯)では「ABEMA」で日本戦の解説を務め、その言動が大きな話題となっている。

本音で解説しながらも、的確な指摘とコメントが大きな話題となる一方で、ツイッターでの投稿も話題に。外から見た日本代表への意見を本音で綴っていることが反響を呼んでいる。

そんな中、本田はコスタリカ代表戦後に起こった問題について言及した。

終始試合を支配しながらも1つのミスでコスタリカにゴールを決められ敗戦となった日本。ドイツ代表を撃破した盛り上がりから一転、廃線の戦犯探しがトレンド入りしてしまうほど、一気に世間の見方が変わった。

その中で槍玉に挙げられていたのが、伊藤洋輝(シュツットガルト)。後半から出場し、3バックの左に入った中、仕切りにバックパスをするシーンが目立つことに。同サイドに三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がおり、一対一で打開させる攻撃プランニ見えたが、その三笘にパスを入れられずにいた。

結果としてこのプレーが日本の攻撃を止めたとされ、本人のインスタグラムにも批判のコメントが寄せられることに。しかし、本田は「伊藤洋輝さんに関して。」として、この行為について言及した。

「安易な批判はやめるべき。監督が指示してない可能性もある。選手ってのはコーチング1つで1流にも2流にもなりえる」

本田の言う通り、セーフティなプレーを求められていたのであれば、ボールをさほど取りに来ないコスタリカ相手に時間を進めることは間違っていない。引き分けでも良い、勝ち点1を取ると言う判断もゼロではなく、日本は2018年のロシアW杯ではポーランド代表戦で負けているにも関わらず、アクションを起こさずに敗戦を受け入れた過去もあるぐらいだ。

バックパスの多さは気になったところだが、この状況で選手批判を行ってもプラスなことは1つもない。

本田は「日本のサッカーは成長してるとは思う。でも周りの国も成長してるってことも忘れたらあかん」ともコメント。日本だけが強くなっているという錯覚を持っているのであれば、それは大きな間違いということだ。

いずれにしても結果は変わることはなく、スペイン代表戦での日本の奮起を期待して応援するしか今はできないだろう。

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