オランダのレジェンドであるマルコ・ファン・バステン氏が、オランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクを非難した。フランス『レキップ』がコメントを掲載している。

オランダ代表は25日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループA第2節でエクアドル代表に1-1で引き分けた。この試合では幸先良くFWコーディ・ガクポのゴールで先制するも、終始劣勢の末にエクアドルに後半序盤、同点ゴールを許してそのまま引き分けていた。

2試合を終えて1勝1分けと悪くないスタートとなっているオランダだが内容は芳しくなく、その点を踏まえてファン・バステン氏は不満を抱いているようだ。

「ヴィルヒルはとても良い選手だ。だが、もっと主導権を持たなければならない。彼はキャプテンでチームを牽引する必要がある。最高の選手なんだからね。ボールの動かし方についてもペースを上げる必要がある。隣のアケやティンバーにばかりボールを渡していてはいけない。彼はもっと責任を負うべきだ。そしてオランダ代表にもっと個性をもたらして欲しい」

なお、ファン・バステン氏のコメントを受けてファン・ダイクは「確かに素晴らしい試合をしているとは言えない。だが、私は可能な限り、最善の方法でこのチームを率いている」と弁解した。

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