家電量販店「ビックカメラ 町田店」(東京都町田市)が、2022年11月13日に閉店した。小田急線町田駅に直結の「小田急百貨店 町田店」の7・8階に入居し、駅の西口改札付近にはビックカメラに直通するエレベーターがあった。

このエレベーターは、小田急線の車両を模した外観で知られている。銀色をベースに縦長の窓ガラスの模様などが施され、本物の電車のような見た目をしていた。店舗閉鎖で、こちらも見納めだ。

4年弱で閉店

「ビックカメラ 町田店」は2019年2月6日にオープン。約3年9か月での閉店となった。

開業当初は、ビックカメラにつながるエレベーターがインターネット上で話題となり、「予想以上に電車のホーム」「遊び心があっていい」といった反応が出ていた。

ウェブメディア「withnews」は、2019年3月3日付記事でこのエレベーターについて、ビックカメラに取材。地元の人々に愛される小田急線のデザインを用いることで、親しみの持てる店を作ることが目的との話を紹介していた。

町田店の閉店は22年10月1日に発表。当時のツイッター上では、このエレベーターも姿を消すのか気がかりな様子のユーザーが複数みられた。

J-CASTトレンドは11月14日、ビックカメラ広報に取材した。エレベーターの装飾は13日の閉店後に撤去済み。同じようなデザインのエレベーターは、町田店以外には存在しないとの話だった。