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 ドイツ代表ハンジ・フリック監督は木曜正午に、今月20日より開幕を迎えるカタール・ワールドカップに向けた、代表メンバー26名を発表した。GK3人はノイアー、テル=シュテーゲン、そしてバウマン(ホッフェンハイム)やレノ(フラム)は涙を飲む形で、好調フランクフルトからケヴィン・トラップが選出されている。なおフランクフルトからはさらに、マリオ・ゲッツェも参加。

 またバイエルンからはトーマス・ミュラーはじめ、キミヒ、ゴレツカ、ムシアラ、ニャブリらが最大派閥を形成。左SBでは既報通りゴセンスではなくギュンター、またドルトムントからはロイス、フメルスが外れ、若いベラ・コチャプやアデイェミ、ムココらに白羽の矢が立っている。特に今季状態が上がっている17歳の怪童には、ヌメチャも離脱したFW陣の活性化が期待され、またドイツ代表が待ち望む大型FWとして、今季昇格組ブレーメンで頭角を現したフュルクルークにも、これまでに無い要素として期待がかかる。
 
 ドイツ代表は来週の月曜日から中東へと向かい、まずはオマーンにて短期合宿を実施。そこで現地の代表チームとの前哨戦を行い、そしてワールドカップは11月20日に開幕。ドイツ代表は11月23日に行われる日本代表戦を皮切りに、スペイン代表、そしてコスタリカ代表と、グループリーグ突破をかけて戦うことになる。

GK:マヌエル・ノイアー(1:バイエルン)、マーク=アンドレ・テル=シュテーゲン(22:バルセロナ)、ケヴィン・トラップ(12:フランクフルト)

DF:アーメル・ベラ=コチャプ(25:サウサンプトン)、クリスチャン・ギュンター(20:フライブルク)、マティアス・ギンター(4:フライブルク)、ティロ・ケーラー(5:ウェストハム)、ルーカス・クロスターマン(16:ライプツィヒ)、ダヴィド・ラウム(3:ライプツィヒ)、アントニオ・リュディガー(2:レアル)、ニクラス・ズーレ(15:ドルトムント)、ニコ・シュロッターベック(23:ドルトムント)、

MF/FW:カリム・アデイェミ(24:ドルトムント)、ユリアン・ブラント(17:ドルトムント)、ニクラス・フュルクルーク(9:ブレーメン)、セルゲ・ニャブリ(10:バイエルン)、レオン・ゴレツカ(8:バイエルン)、マリオ・ゲッツェ(11:フランクフルト)、イルカイ・ギュンドアン(21:マンチェスターC)、カイ・ハヴェルツ(7:チェルシー)、ジョシュア・キミヒ(6:バイエルン)、ユスファ・ムココ(26:ドルトムント)、ジャマル・ムシアラ(14:バイエルン)、トーマス・ミュラー(13:バイエルン)、リロイ・サネ(19:バイエルン)、ヨナス・ホフマン(18:グラードバッハ)