リバプールのアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーを称える声が止まない。

リバプールは9日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)3回戦でダービー・カウンティと対戦し、0-0で90分を終了。PK戦を3-2で制し、勝ち上がった。

6日に行われたプレミアリーグ第15節トッテナム戦から先発全員を入れ替えた影響か、3部の相手に終始押し込む展開を作りながらも得点は挙げられず、ゴールレスで90分を終了。勝負の行方はPK戦に委ねられた。

ここで尋常ではない存在感を発揮したのが守護神のケレハー。5人中3人のキックをセーブする傑出した働きを見せ、勝利に貢献した。

ユルゲン・クロップ監督も手放しで称賛し、クラブの公式インスタグラムが公開したPKストップシーンにも、ファンから「ようこそケレハー卿」、「PK神」、「未来は安全な手の中にある」、「なんてクールな伝説」、「この男はプレッシャーに強い!」、「売却はダメだよ、お願いだから」、「ケレハーを売るな!」などの惜しみない賛辞が送られている。

ケレハーは昨シーズンのカラバオカップでも準々決勝のPK戦で2本をストップ。チェルシーとの決勝戦でも好セーブを連発し、PK戦でのショットストップこそなかったものの、優勝を手繰り寄せるキッカーを務めていた。

カラバオカップ制覇はケレハーの手にかかっていると言っても、過言ではないだろう。