学園祭シーズンが到来する。近年はコロナウイルスの影響でオンラインでの開催も多かったが、今年は3年ぶりに通常の形での開催をする大学も。そんな学園祭の目玉といえば『ミスコン』。

【写真】推し候補へのリプが“おじさん構文”全開!

「大学のミスコンは過去に竹内由恵アナや、田中みな実アナ、タレントの堀田茜さんなどの有名人を多数輩出してきた歴史があります。毎年、7月ごろにミスコンの公式SNSでファイナリストのお披露目があり、各候補者の広報活動が始まるのが通例。

 それと同時に公式サイトでの投票も開始します。各候補者はSNSでのアピールをはじめとして、ライブ配信での審査や、メディアへの出演などコンテスト当日まで大忙しなんです」(ミスコン運営経験者)

 SNSや配信サイトの活用で、今や学外のファンたちも候補者を応援できるのが近年のミスコンの魅力のひとつ。ただ、候補者のTwitterには、気になるリプライも多くて……!?

「SNSの投稿に対するコメントで、かなり熱意のこもったものも多く、若干引いてしまったことはあります…」(ミスコン出場経験者)

 問題のリプライを見てみると、“投票完了”の報告とともに“おじさん構文”てんこ盛りのコメントが確認できる。

ミスコンおじさんの熱意あるコメント

「○○さん!こんばんわ〜今日も一日お疲れさまでしたぁ〜ええっ〜!?髪の毛染めたってグレージュって色は黒に近いんですか??髪の毛は痛んでないです??今日の○○ポチ今完了しました」

「○○ちゃん、こんばんは  今日は1日家で休んで過ごしていました 夕食はニンジンの天ぷらとサバの塩焼きを食べました 22日の○○ポチ完了済みです」

 候補者の投稿に対する返事ならともかく、さながら日記のように自分の近況まで報告している。

「○○さんこんばんは 本日の○○ぽち完了しました 相田みつをの言葉です。あなたがそこに ただいるだけで その場の空気が あかるくなる あなたがそこにただいるだけで みんなの心がやすらぐ そんなあなたに わたしもなりたい」

 多くのファンの中で目立つためなのか、詩の引用を添える猛者も……。

 こうした熱心な応援者はSNS上では“ミスコンおじさん”と呼ばれている。10年以上にわたりミスコン候補者を応援している50代の男性に話を聞いてみると……。

「Twitterを中心に発信力を見て、“応援したい”と思う候補者さんを探しています。ライブ配信は審査の対象になるため、候補者は点数稼ぎのアピールばかりするんです。その結果、彼女たちの素があまり見えない。一方Twitterだと、オリジナリティーが出た投稿もあるので、彼女たちのことをより広く知ることが出来るんです」

 SNSの魅力は、それだけではないらしい。

「やりがいを覚えるのは、候補者がミスコン活動や学校生活に忙しい中、“いいね”や応援コメントへの返信を丁寧に返してくれたとき。さらにフォローしていただけたこともあり、喜びもひとしおです」(前出・ミスコンファンの男性)

 こうしたピュアな気持ちで応援している人もいれば、下心を持ち、困った行動をするファンもいるそうだ。

下心全開のやりすぎおじさん

「コンテスト本番終了後、出待ちをする方もいました。候補者に危険が及ばない程度でしたら、接触はNGではありませんでしたけど……。候補者の安全や、コンテストのイメージのためにもSNSでの水着や露出の高い写真の投稿は禁止していましたね」(ミスコン運営経験者)

 候補者が不快な思いをしないよう、投稿する写真やDMなどは運営サイドが管理しているそう。さらにはこんな“やりすぎ”なエピソードも。

「ミスコン出場中に、私の個人情報をまとめたWEBページを作られたこともありましたね。 “応援してます”というコメントと一緒だったので、ネガティブな記事ではなかったのですが、サイト名が“エロオヤジの○○サイト”みたいなものでした。それはちょっと不快に思った記憶があります」(前出・ミスコン出場経験者)

 彼女たちはあくまで普通の女子大生。私生活に干渉しすぎるのはいかがなものか。
とある候補者は“ミスコンおじさん”に不信感や嫌悪感を抱いていたそうだ。

「実際には投票してないのに“投票したよ”報告をされたこともありました。リプライについては暇だなあ、気持ち悪いなとも思っていましたが、投票してくれるならと割り切って返事をしていました。笑顔の絵文字を、実際は真顔で打っていましたね(笑)」

 応援も度が過ぎると、大好きなミスたちに嫌われちゃうゾ!!ナンチャッテ!!(byおじさん構文)